こんにちは。知多半島ナビです。
今回は知多半島唯一の酒の文化館を紹介します。
尾州半田は温暖な気候と澄んだ空気に恵まれ、酒つくりは江戸時代から盛んでした。
江戸と上方の中間に位置したことから、「中国銘酒」として江戸でもおおいに愛され、この好環境の中、国盛は創業されました。以来この名の通り、“国と共に盛ん”となり、全国でも愛飲家を増やしています。
酒の文化館は昭和60年(1985年)にオープンしました。約200年を経た土蔵漆喰造りの蔵を改修した風情ある建物です。黒塗りの壁と漆喰窓のコントラストが目を引きます。
歴史ある酒造りの工程がわかり、当時使われていた貴重な道具、資料などが沢山展示されています。
館のスタッフさんの案内、豊富な資料、映画などで楽しみながらお酒の知識を得ることができます。
利き酒も出来、お土産コーナーも充実しています。
入館料は無料ですが見学には電話の予約が必要です。所要時間約50分です。
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パネル 少し急な階段を上がっていくと、日本酒の知識あれこれや半田市の紹介パネルがあります。 |
新酒の時期を知らせる杉玉 1年に1度、初しぼり新酒ができたときに作られるそうです。 杉の青い葉で作られますが茶色になる頃には熟成されたお酒になるそうです。 |
正面には好適米が展示されています。“若水”が県の指定になっていて半田・常滑で契約栽培されています。 |
まずは酒米の説明です。使われるお米は通常食すお米の約1.5倍の大きさもの。 山田錦(兵庫・岡山)や五百万石(福井・新潟)も使われるそうです。 そして米粒の55%を削って45%までに精米するのだそうです。 |
料亭などで燗付けに使った容器です。下段の黒い七輪みたいなところに燃料である炭火・豆炭などを入れて上段で水を熱し、お酒が陶製蛇管を通る間にお燗がつく仕掛け。 蛇口のしぼり方の調節により熱燗になったりぬるめの燗になったりするというすぐれた道具。 |
そして目に付くのは国盛りの書。これを書いた河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)は正岡子規の直弟子で同門の高浜虚子と終生のライバル。全国を吟遊していた大正九年、蔵屋敷内で句会を開き、書を残したそうです。 |
いよいよ人気の利き酒コーナー (通常時とイベントの時とは異なります)この日はイベント用の設置でした。10種類近くのお酒がずら~りと並んでいました。かなり広いので団体さんでも大丈夫です。 |
人気の半田郷を試飲中 辛口で通向けだとか。 |
梅酒は女性に人気 特にバラの香りがするローズは外人さんからローズリキュールと言って喜ばれるそうです。 720ml 945円 300ml 473円 |
フルーティで爽やかな香りです。 720ml 1,019円 300ml 508円 |
甘酒コーナーはお酒の飲めない人やお子様にも人気。他に、りんごとブルベリーもありました。 500ml 420円 |
試飲の後はお土産を |
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國盛 正純米 契約栽培米を使用した芳醇で米の旨味が生きたキレの良いお酒。 1,800ml 2,000 円 720ml 980 円 300ml 449 円 |
特撰國盛 純米吟醸 半田郷 1,800ml 2,303 円 720ml 1,244 円 300ml 630円 |
特撰國盛 純米吟醸 南吉の里 酒名を半田の生んだ童話作家「新美南吉」にちなんだ純米吟醸です。 720ml 2,021 円 お土産に喜ばれそうですね。 |
迷ったら、お勧めをスタッフさんに聞くのが一番。 |
こちらは手軽で人気のおみやげ3本セット。半田郷、正純米、吟醸生貯蔵酒のセットです。1,587円 帰りの観光バスの中でもいただけそう。 |
駐車場はこちらです |
周辺には |
名称 | 国盛 酒の文化館 |
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ひらがな読み | くにざかり さけのぶんかかん |
住所 | 愛知県半田市東本町2丁目24番地 |
ホームページ | http://www.nakanoshuzou.jp |
電話番号 | 0569-23-1499 |
FAX | 0569-23-1379 |
営業時間 | 10:00~16:00(見学には電話予約が必要です) |
休日 | 毎週木曜日(木曜日が祝日の場合はその翌日) 年末年始(12/28~1/5)盆休み(8月中旬4日間) |
駐車場 | 10台 |
タグ | 歴史伝統に触れる |
クレジットカード | VISA | Master | JCB | Amex | Diners |
行き方(詳細) | 電車の場合/JR武豊線半田駅下車東へ、銀座本町2丁目交差点左折、一つ目を右折、突き当たり。 車の場合/知多半島道路半田インター下りて左折、直進して昭和橋交差点左折、直進約2キロ銀座本町2丁目を超え、1本目を右折。 |
行き方 | JR武豊線半田駅徒歩7分 |
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