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盛田味の館

知多酒6蔵のひとつ「盛田」の味が楽しめます。

こんにちは知多半島ナビです。今回は常滑市の観光スポット「盛田味の館」をご紹介します。盛田は酒類・醤油・調味料・味噌を製造する醸造会社で、知多半島に現在残っている6つの酒造メーカーのひとつです。その小鈴谷工場に隣接する「盛田味の館」は工場見学と食事ができる人気観光スポットです。

清酒「ねのひ」ブランドで有名な盛田、創業は1665年(寛文5年)。

かつて1665年(寛文5年)にここ小鈴谷村で生まれた「ねのひ」は、今もこの小鈴谷の地で造られています。日本酒の他に味噌、醤油をはじめとする醸造品や調味料のメーカーとして数多くの商品が製造されています。


その様々な盛田の味が楽しめる「盛田味の館」は、170年前から味噌の醸造蔵として使われていた味噌蔵を改装して作られました。左に見える大きな樽は1990年まで使われていた樽で、中央に食事スペース、右手に販売や試飲コーナーがあります。

特に人気の試飲コーナーでは、ここでしか購入できない大吟醸の「原酒」、純米吟醸「花風月」、もろみを粗ごししただけの「にごり酒」の3種が試せます。


フルーティーな香りと柔らかい口あたりの純米吟醸「花風月」は盛田味の館の限定商品です。
米のうまみが生きていて、ほんのりと心地よい甘味の「にごり酒」は女性にも飲みやすく人気です。
水を一切加えず、絞ったままの濃厚な「原酒」。こちらも盛田味の館でしか購入できない人気のお酒です。
どれも飲みやすく、ついつい何杯も試飲してしまいそうです。運転される方は飲めないのが残念ですね。

「にごり酒」アルコール15度、720ml、700円(税込)。
「原酒」アルコール20度、720ml、1,100円(税込)。
「花風月」アルコール16度、720ml、1,100円(税込)。

他にも「ねのひ」ブランドの様々な商品が販売されています。ねのひの酒の特長は「芳醇旨口(ほうじゅんうまくち)」。濃厚で旨味のつよい味わいは、濃い目の味付けの料理とも相性が良く、食中酒としてその真価を発揮します。
江戸時代から酒造業が盛んな知多半島で、現在も残っている酒造メーカーは6蔵。そのひとつが「ねのひ」の盛田。この6蔵で作られるお酒を「知多酒」と呼びます。観光で来られた際は、ぜひ知多酒でかんぱいをしてみてはいかがでしょう。

ソニー創業者のひとり盛田昭夫は、盛田家15代当主。

あのソニーの創業者である盛田昭夫は、盛田家14代目盛田久左ヱ門の長男としてここ小鈴谷の地で生まれました。ソニーの創業には盛田家からの援助もあり、今や世界に誇る企業となりました。他にも盛田家分家の企業の敷島製パンは、「Pasco」のブランドで全国的に知られています。


盛田味の館では、15代当主盛田昭夫の功績を紹介した展示コーナーが常設展示されています。無料でどなたでも気軽に観覧することができます。


実際に造られている味噌の醸造蔵を見学。

盛田味の館では隣接する味噌の製造工場の味噌蔵を見学することがでます。大きな醸造樽が並び、実際に熟成させている蔵の見学は無料。予約制で15名以上の受付となります。ただし、当日に団体の見学があれば同行して見られる場合もありますので、ご相談ください。



工場見学は、工場が稼働していない土日はできません。定休日の水曜を除いた平日のみとなりますのでご注意ください。見学できるのは味噌工場のみで、酒工場は現在見学することはできません。詳しくは盛田味の館にお問い合わせください。


隣接の工場でできた味噌を使った料理をいただく。

盛田味の館はお食事処でもあります。いただけるのは盛田の味噌や醤油などを使った料理。特に味噌を使った田楽は絶品です。今回は「菜めし田楽定食」をいただきました。


豆腐に赤味噌と柚子味噌が塗られた田楽とこんにゃくに赤味噌の田楽、卯の花、しじみの味噌汁がついて900円(税込)。

左の2本は豆腐の田楽、右の3本はこんにゃくの田楽。
特にこの赤味噌に少量の辛子と山椒がかかった田楽は最高に美味。
こちらの柚子味噌は柚子の風味たっぷりな変わり味噌。
定番のこんにゃく田楽は味噌本来の味が楽しめ、切れ目も入って食べやすい。

他にも味噌煮込うどんなど数種類の定食と一品料理があります。変わったところでは醤油を使ったソフトクリームなどもあります。メニューは盛田味の館ホームページで紹介されていますので、そちらをご覧ください。どれも健康に気を使ったヘルシーメニューです。


お酒の他にも盛田の醸造品や調味料など、おみやげも充実。

盛田で造られている商品が販売されています。ここでしか購入できない生味噌もあり、充実の品揃えです。ぜひお土産にいかがでしょうか。



こちらは先程紹介した田楽に使われた「田楽みそ」120g入りパック200円(税込)。
こちらも先程紹介した田楽の「ゆずみそ」120g入りパック200円(税込)。
辛子と山椒をまぶして、ご家庭でも楽しめます。

盛田の調味料では定番の商品も販売。
「ねのひ」の酒製造の過程で造られる酒粕は1kg 600円(税込)で販売しています。

伊勢湾とセントレアを眺望する立地。

盛田味の館の目の前は伊勢湾、中部国際空港セントレアも見えます。
海沿いの道に面した場所に盛田味の館はあります。

館長の梶田義之さん、とても気さくな方です。
盛田味の館の入口、木造の趣のある建物です。

いかがでしたでしょうか、知多のお酒や味噌が存分に楽しめる施設です。お酒好きの方には特におすすめのスポットです。 知多半島ナビでした。


名称盛田味の館
ひらがな読みもりたあじのやかた
住所愛知県常滑市小鈴谷字脇浜10番地
ホームページhttp://moritakk.com/know_enjoy/ajinoyakata/
電話番号0569-37-0733
営業時間10:00〜16:00
休日水曜、お盆、年末年始 
駐車場約50台(大型バス約5台駐車可)
予算/料金について無料
タグ知多半島の逸品を買う
行き方(詳細)車で/南知多道路「武豊IC」を出て県道72号を左折、国道247号との「札月」交差点を直進、2つめの信号「大谷」交差点を左折、Y字の交差点「西小鈴谷」の信号を右前方へ、あとは道なりに進むと左側にあります。約10分。
電車で/名鉄常滑線「常滑」駅からタクシーで15〜20分。
行き方南知多道路「武豊IC」から10分
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みんなのクチコミ

kamikami ( 2014-05-21 13:28:44 )

あの世界のソニーが日本酒造りと関係があったとは驚きました。







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