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まるは食堂旅館

味は一流、値段は超お値打ち。南知多の味を思う存分楽しんで下さい。

南知多に来たならば、一度は訪れた事があるのではないでしょうか。窓の向こうに広がる伊勢湾を眺めながら、地元で水揚げされた新鮮な海の幸をとことんお楽しみ下さい。

名物お婆ぁちゃんが、感謝の気持ちをこめて守ってきた食堂です。

こんにちは、知多半島ナビです。今回は知多半島では誰もが知っている名店、「まるは食堂」におじゃましました。
ここの名物、海老フライはその大きさが名古屋にも伝わるほど有名です。名古屋からは車で1時間。近隣には海産物のお土産をお値打ちに買うことができるお店もいっぱいあり、ちょっとしたドライブ感覚で訪れることのできるお店です。良心的な値段で、思う存分海の幸を満喫してみましょう。


入口を入ると、まるはの創業者、うめ婆ぁちゃんが迎えてくれます。まるはの歴史は、鮮魚の行商からのスタートでした。その後食堂をつくり、お客様に喜んでもらうべく旅館もはじめました。今では8店舗を展開します。
南知多を訪れた事のある人ならば、一度は来店して名物の海老フライを食べた事があるのではないでしょうか。安い値段が嬉しい、海の食堂です。モットーは、「味は一流、値段は三流。」すばらしい。


ここ豊浜では、毎年7月に「鯛まつり」が行われます。10数メートルの巨大な鯛のみこしが街を練り歩く壮大な祭礼です。で、ロビーにはそのミニチュア版が展示されていました。
時間帯によっては大変混雑します。そんな時は、ここでちょっと休憩。ソフトクリームも売ってます。

地元のお土産もいっぱいあります。大砲巻、なぎさ餅、波まくら、鯛パイ…。どれもそそられます。勿論、干物なども充実。
まるはオリジナルTシャツを発見。

広いお店にもかかわらず、お昼時は混雑します。入口にあるノートに名前を書き順番を待ちます。二階にはお座敷があり、こちらは比較的待ち時間は少ないようです。
店内から見える厨房では、活気あふれる板場さんが大活躍中。

窓からは伊勢湾が見渡せます。天気が良い日は、対岸の伊勢志摩や伊良湖岬がみえます。のんびりと眺めながらの食事を楽しみましょう。トンビやカモメのショーが繰り広げられる事もあります。凄い数の鳥達が集まってきます。

おまちかねの、お料理。

名古屋まで知れ渡った、まるはの料理。納得の味は海老フライだけではありません。料金もお手頃です。
まるは名物、エビフライ。この巨大なエビフライ、ほとんどの人が注文します。このままでも十分美味しいですが、タルタルソースとつけるとさらに美味しく。尻尾まで、バリバリ行っちゃいました。
メジロの天ぷら。熱いうちにぱくっといきたいですね。因にこの界隈では穴子の事を、メジロって呼んでます。夏のメジロがおすすめかな。
はまちのお刺身は、みるからに脂がのってそう。

もずくの酢の物。ちょっぴり酸味のきいた味がとってもさっぱり。
カレイの煮付けは、夏が旬。煮魚は他にも、メバル、ホウボウ等いろんな種類があります。何にするか、迷うところ。
鯛の塩焼き。これまた香ばしく焼かれた皮と、甘い身が絶妙のバランスを保つ逸品。
車エビの塩焼き。因に、愛知県の魚は、この車エビに制定されています。おどりで食べても甘くておいしい。

ワタリガニはどうやって攻略するのか…。

数ある種類の中、一番身が美味しいのがこのワタリガニではないでしょうか。ただ、食べるのがちょい面倒なのが難儀なところ。でも、大丈夫。まるはでは、上手な食べ方を教えてくれます。
まずはひっくり返し、お腹のフタみたいなところ(フンドシといいます)からめくって甲羅を外します。因みにフンドシの広く丸いのはメス。狭く尖がってるのはオスです。
こんな感じです。

表側の甲羅がとれたら、身の両側にあるエラを取り除きます。真ん中にある黄色いところがカニミソ。当然、美味しい。
半分に割って食べます。さらに半分に割ると、もっと食べやすい。
このカニはメスなので、卵が入っています。甲羅のとんがった部分にもいっぱい入っているので、食べ残しのないようにお楽しみ下さい。

つぎは、シャコエビ

エビフライに並ぶ、まるはの名物。卵を持った、春から夏前の季節がおすすめです。実はシャコ、お刺身でも美味しい。
両側と尾の部分がもうすでに切られているので、尾の方から殻をめくれば大丈夫。甘酢はお好みでどうぞ。
ハサミの部分にも身がぎっしり詰まっています。プチっとつまむと一番美味しい部分が登場。知らない人は損してましたね。

鯛の鯛?

鯛の中に、小さな鯛がいるって知ってましたか?それは、ヒレの付根にかくれています。注意深く身をほぐしていくと…。
発見しました。骨です。
どんな魚にもあるらしいです。でも、形はまちまち。お財布に入れておくと金運が良くなると言われています。

鳥たちも、まるはでお食事を楽しむ?

窓の外が何やら騒がしくなってきました。
鳥達の食事の時間。
トンビに混じり、カラス、カモメ、ウ達が集まってきます。
彼等にもおすそわけが、ふるまわれています。

仕入れは社長みずから。

近くには、豊浜漁港と大井漁港があり、朝夕せりが行われています。社長自ら仕入れに行き、水揚げされたばかりの鮮魚を選んできます。
この活気あふれる海の男達の仕事場、港にいくとのぞく事ができます。ただし、邪魔にならないようにお気をつけ下さい。

毎日、色んな種類の魚が水揚げされます。季節によっても種類、値段がかわります。時々、見たことのないような魚も見られますよ。
言わずと知れた、ワタリガニ。身のしまった雄を選ぶか、卵の入った雌を選ぶか…。
夏にかけて旬をむかえる、カレイ。

夜になると、玄関には何やらイルミネーションが。よく見てみると…。
海老フライでした。まるはと言えば海老フライ。味もさることながら、その大きさも素晴らしい。

名称まるは食堂旅館
ひらがな読みまるはしょくどうりょかん
住所愛知県知多郡南知多町豊浜峠8
ホームページhttp://www.maruha-net.co.jp/
電話番号0569-65-1315
FAX0569-65-1777
営業時間お食事11:00〜21:00(LO 20:00) ご宴会11:00〜22:00(LO 20:00) ※土・日・祝日・繁忙期は10:30から営業
休日年中無休 
駐車場あり。 大型バスOK。
タグ絶品!ご当地グルメを堪能
クレジットカードVISA | JCB | Amex | Diners
行き方(詳細)電車の場合/名鉄河和駅から海っ子バス豊浜線師崎港行きで20分、荒磯下車すぐ
車の場合/南知多道路豊丘ICから県道280号、国道247号を豊浜方面へ6km
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