こんにちは、知多半島ナビです。今日お伺いしたのは、知多半島先端にうかぶ日間賀島にある、「日間賀観光ホテル」。降りそそぐ陽のひかり、海からの潮のかおり。日常の喧噪を忘れ、のんびりとしたなにもしない休日を楽しみたい。そんな孤島のホテルです。名古屋から1時間半。別世界はこんな近くにありました。 |
日間賀島は、知多半島の南、三河湾に浮かぶ小さな島です。恵まれた漁場に囲まれている為、7世紀頃より人々が住み、漁業で生活をしていた事がうかがえます。多幸(タコ)と福(フグ)の島として知られ、多くのお客様が訪れる島としても有名です。名古屋から1時間半で来られる事も人気の秘密でしょうか。今日は、島の高台にある「日間賀観光ホテル」におじゃましました。 |
海底をイメージした水盤でお出迎え。上にあるつぼは、たこ壷でしょうか。季節のお花が爽やかさを演出してくれます。 |
ロビーの南側には、窓一面に三河湾が広がります。 |
どうですか、この綺麗な海の色。正面にはお隣の篠島が見えます。 |
窓全開ですごしたいお部屋。 |
まさに癒しの空間。なにもしなくていい…。 |
訪れる誰もが大納得の空間。独り占めするには広すぎるテラスですが、三河湾パノラマは、誰がなんと言おうと自分だけのシネマシアター。潮風浴を楽しみながら、読書するもよし。楽器をつま弾くもよし。勿論、なにもしないのも、よし。それぞれの時間、それぞれのお楽しみを見つけて下さい。ヨガ体験、ウクレレのワークショップもひらかれます。 |
新鮮な海の恵を、いただきます。 |
旅の一番のお楽しみは、贅沢な海の幸。島に伝わる民話にちなみ「かしき筵」と命名されたお食事処。船形のテーブルで島の旬をいただきます。素材は勿論、目の前の海からの恵。自然を肴に地酒もすすみます。 民話「かしき長者」 昔、日間賀島に信心深い、かしき(漁船の炊事係)が住んでいました。物を粗末にしないこのかしきは、いつも欠かさず食事の残りを海の魚にあげていたそうな。ある夜、いつものように魚に残り物をやり、船底に入って寝ようとしたところ、海がいつのまにか砂浜に変わっておった。あまりにきれいだったため、その砂を桶に入れておいたかしきは翌朝、桶を見てびっくり。砂はなんと金銀の山になっていたという。 今までの善行のごほうびだと島人はみんなでそのかしきを「かしき長者」と呼び、村の人たちと幸せを分かち合って暮らしました。 |
魚醤につけた貝を、炭火で炙ります。香ばしさが引き立ち、うまみが立ちこめます。平貝は甘みがさらに増し、文句無しの絶品。 |
ついさっきまで生け簀で泳いでいた新鮮なお魚をお刺身でいただきます。この日は、鯛と平貝とアイナメ。本わさびもありがたい。アイナメのお刺身、他ではなかなか味わえないですね。 |
定番のタコ飯。ふっくらと土鍋で炊かれ、やわらかなタコから旨味が十分にしみだし、おかわり必至の一品です。 |
野菜も地元の素材にこだわっています。知多では多くの種類のトマトがとれますが、このトマト、とっても甘くてフルーティー。デザートとしても通用します。 |
ちょっと覗いてみました。 |
厨房前には生け簀があり、地元漁師から直接仕入れた(相対と言う買付方法)多くの魚介類が控えていました。 |
かしき筵の入口にも生け簀があるので、直接食べたい食材を注文する事もできます。伊勢湾特産の伊勢エビが。 |
注文に応じて生け簀から魚を調達。鯛、鱸、鮴、穴子、ノソ、アイナメ。伊勢湾、三河湾の恵が満載。全部興味有り…。 |
40cmはありそうなアイナメ。煮付けは勿論、お刺身も旨い。当然、新鮮でないとお刺身は無理。都会では幻の料理でしょう。 |
伊勢エビも地元産。これはお刺身を造っている所ですが、ほうろく焼きも人気メニュー。 |
島の名物、タコの丸茹でが出来上がりました。茹でたても美味しいけれど、冷めてからも美味しい。ハサミでちょきちょき切っていただきます。 |
同じ食材でも、調理方法によって全く違った味が楽しめます。また、季節によっても変わってきます。その時々で旬の旨い魚を、自分にあった料理法で食べさせてくれるのがありがたいです。地元漁師から直接仕入れるので、都会にはなかなか出回る事の無い食材や、島の生活で普通に食べられている小魚を口にするチャンスもあるかもしれません。ここ日間賀観光ホテルでは、いろんなコースの中からお好みの料理を自由に組み合わせる事もできます。冬期は、ふぐ料理も定番となります。地元の天然ふぐもご堪能下さい。朝食はバイキング形式となり、目の前で焼いてくれるイワシの干物は、人気メニューの一つです。新鮮なシラス、海苔、手作り豆腐、たこはんぺい等もお楽しみ下さい。 あわただしい日常を忘れ、ゆっくりと流れる自然に包まれ、こころとからだを思う存分リフレッシュいたしましょう。 |
名称 | 日間賀観光ホテル |
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ひらがな読み | ひまかかんこうほてる |
住所 | 愛知県知多郡南知多町大字日間賀島字下海59 |
ホームページ | http://www.himakakankou-hotel.co.jp/ |
電話番号 | 0569-68-2211 |
FAX | 0569-68-2212 |
チェックイン/アウト | チェックイン:年中無休14:00 ※ チェック/アウト:11:00 ※ |
駐車場 | 片名港に日間賀観光ホテル専用駐車場あり。 |
行き方 | 名古屋: 車以外/河和駅下車、河和港より高速船20分 西港下船 歩10分 車/南知多道路~豊丘IC~師崎港→高速船10分→日間賀島西港から車で5分(歩10分) |
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