こんにちは、知多半島ナビです。
エグみがなく、果実よりも糖度の高い野菜を食べたことがありますか?
土作りからこだわり、野菜本来の美味しさを追及した野菜たちがここにはあります。
当然、健康な体を作るために大切な栄養価も高い。
お値段も市販のものと変わりありません。 収穫高によっては市販のお野菜よりもお値打ちなものもあります。 ぜひ、ご賞味あれ。 |
早速、お野菜をいただいてみましょう。 |
この道具は野菜や果物の糖度を計る糖度計です。 この玉ねぎはスーパーで購入したもの。 7.4という数値は一般に普通の数字だそうです。 |
さて、この数値をご覧ください!! こちらの農園で収穫された玉ねぎの数値は、なんと12.7。甘いスイカ並の甘さがあるんです。 |
上のかぼちゃと玉ねぎを使って「ポタージュスープ」を作ってみました。 味付けをほとんどしていないのに甘さとコクがたっぷりで、「美味しい」しか表現ができません。 普段からよく作るメニューなのに、素材が違うだけでこんなに味の差がでるなんてビックリしました。 |
夏野菜の定番、ナスをいただいてみましょう。 こちらも市販のナスとの味の違いが私にわかるのかな…? さすがに、かぼちゃの様に味がしっかりしている野菜や、上の玉ねぎの様に糖度が倍ほども違えば私にもちゃんと違いがわかりました。 ナスは大好きですが、違いが出るほどなのかどうか…半信半疑で料理にかかります。 |
素材の味を確かめたくて、ただ焼いただけで一口。 ナスの味が濃い!! 上手にお伝えできないのがもどかしいのですが、確かに「ナスの味」が知っているものと違います。 |
皮までパリッと焼いた「焼きナス」。 香ばしさが加わって絶品。 普段、ナスをあまり食べない息子が一皿ペロリ。 料理を褒められちゃいましたが、いつもと変わらないのに…恐るべし素材の力! |
ナスにもアクがあるものだと思っていました。 いや、きっとあるのだと思います。 若干、エグみが普通のナスにはありますよね。 それが、全く感じられませんでした。 驚きです。 |
鰹節と醤油をかけて、お酒にも合います。 |
次はこちら、スーパーで購入のもの。普段はこれ位の数値のものを食べているのですが、それでも「にんじんは甘い野菜」だと思って料理しています。でも、右の写真をご覧ください! |
こちらの農園のこのにんじんも糖度10.8。 二桁の数値は果物ですよね。 お客様の声の中には「柿のようだ。」という意見もあるそうです。冬になるとなんと!糖度が12.0以上にもなるとか。驚くばかりです。 |
わかりやすいように、ただ切っただけの野菜スティックに。 もちろん、キュウリもこちらの農園のもの。 |
そうそう、にんじんのお味をお伝えしましょう。 糖度が高いので甘いのはもちろん、これもナス同様に「にんじんそのものの味」が濃い! |
上の写真でキュウリの瑞々しさは伝わることでしょう。 この夏、キュウリを何本食べたかわからないほどに毎日食べましたが…こちらのキュウリは見た目、色、形が特に変わったところもないにもかかわらず、口に入れてビックリすることがありました。 キュウリは少々青臭い香り(スイカの皮に近いところのような)がありますよね。 ないんです、このキュウリ。 たとえ100本のキュウリスティックの中に1本だけ混ざっていてもわかる! 今まで一度もこんなキュウリ経験ありません。 おいしい! 美味しい! とても、驚いたのでお伝えせずにはいられません。 |
そうだ、こんなに甘いにんじんと玉ねぎがあるんだからピエトロドレッシングを作ってみよう。 |
にんじん、玉ねぎ、酢、油、塩を入れてスティックミキサーにかけます。 本来は砂糖も少々いれますが、あえて今回は入れません! |
出来上がり。 あっ!やっぱり甘くていつものよりも美味しくなってる…。 スゴい! |
オクラを刻んでよく混ぜてみました。 粘りがすごくて、箸に絡んできます。 |
こんなに持ち上げても、粘りで落ちない! そして…もちろん味は青臭さがなくえぐみもないのに野菜の味はしっかりしてます。 |
こんな赤いオクラ見たことありますか? こちらも緑のものと同様に料理していただきます。 |
さっと湯通ししたら、こんな紫色に変わります。 実はこの後、しばらく置いておいたら今度は緑に変わったのですが…息子に食べられてしまいました…三色並べて写真載せたかったなぁ。お味は「美味しいオクラ」だそうです。 |
ピーマンって子どもが苦手な野菜№1ですよね…。 苦味が原因なんでしょうが、こちらのピーマンはどうかな? |
家にあった市販のピーマンと生で一切れ食べ比べました。 苦味が圧倒的に少ない! 生でも食べられるけど折角だから軽くソテーしてみます。 |
オリーブオイルでソテーしてガーリックソルトを少々振りました。 美味しい! |
美味しいだけじゃないんです。 「健康な体」を作るための「健康な野菜」…こんなに安心、安全な野菜なんです。 |
硝酸態窒素をご存じですか? 植物は肥料が多過ぎると使いきれない分の窒素を硝酸態窒素という形で植物体内に蓄積します。これは、人体に害があり、近代の様々な病気の原因となり、農薬よりも怖いと言われています。 有機肥料なら体に良いイメージがありますよね。 しかし、化学肥料も有機肥料も同じ。 成長に余分な肥料は硝酸態窒素として特に葉っぱに蓄積します。 また、肥料過多の野菜は腐敗しやすくなります。 自然界では肥料も水やりもしていないのに木々や雑草などちゃんと成長しています。 また、腐るのではなく枯れていきます。 しかし、買ってきた野菜が枯れずに腐るのは何故でしょう? 肥料を与えすぎて野菜がメタボ状態になっているからなんです。 いつの間にか、人間が手を加えすぎて野菜、果物を不健康にしてしまったのです。 不健康な野菜を食べて人間が健康になるでしょうか? 私たちは農薬には敏感になっていますが、肥料は必要だと思いがち…。 硝酸態窒素の怖さを数字でご覧ください。 |
この道具は野菜の窒素を計るものです。 市販のほうれん草の窒素は4,400ppmを表示しています。(ちなみに糖度6.0) |
こちらは、プラネット農園のほうれん草の窒素濃度。 わずか270ppmです。(糖度9.7) |
実は、ヨーロッパでは硝酸態窒素が原因で人体に害や致死が発生したため野菜の硝酸態窒素には制限が設けられています。季節によって多少変動があるそうですが平均3,000ppmが基準で、それ以上のものは流通できません。 日本では人体に害を及ぼす因果関係がはっきりしないとの見解で基準が設けられていません。 上の写真をみてわかるように、こちらの農園では硝酸態窒素と糖度をしっかり計って管理しています。 市販の野菜に比べて硝酸態窒素濃度は約15分の1~30分の1、糖度は約1.5倍~2倍。 硝酸態窒素が多い野菜の特徴をお聞きすると…「えぐみ、しぶみ」として感じられるそうです。 納得! この農園の野菜たちが甘くて美味しい訳はこれでした。 美味しい!は「健康な野菜」だからなんですね。 |
では、どのように「健康な野菜」ができるのでしょうか? 自然界で行われている循環を利用して「菌根菌」が植物の生育に最適な土を作るシステムを畑に作っています。 |
このダンプで運んできたのは「竹チップ」。 肥料も農薬もなく野菜を作る第一歩は土作りからです。 土壌生体系を活性化させ、放置竹林に困っている方の竹林整備に役立つ一石二鳥の方法です。 畑は大府市内の耕作放棄地を借りています。 |
竹チップはミネラル、糖度が高くキノコ菌のえさに最適。 竹チップがキノコ菌によって分解されることにより土の中に入っていき、他の微生物の活動が活発になることにより土壌生態系が出来てきます。 こうして土が作られると、菌根菌が野菜と共生関係を結び、必要な養分、水分を必要な時に必要なだけ供給するシステムが出来上がります。 |
育苗段階から愛情かけて大切に育てます。驚いたことにまだ植物としては赤ちゃんの状態でも畑に市販の苗を混ぜて植えてみると虫が付くのは市販の苗のみ。虫が付くのは腸内環境がアルカリ性なので「腐る植物」を好んで食べる…つまり、こちらの農園の「腐らずに枯れていく植物」は食べられないそうです。 |
農薬を使わずに自然栽培なので、大変なのは草取り。ボランティアのみなさんとひたすら草取りです。 |
土の中を通ってきた水がこんな色って…EC値(土壌の肥料含有度を数値で表すもの)を計って管理します。 |
写真では見にくいですが、11.4でした。 |
一生懸命浄化作業をして0.3に下がりました。 こんな気配りと大変な作業で野菜たちの健康を守ります。 |
ぜひ、プラネット農園さんのホームページをご覧ください。http://www.planetco.net/ ここではほんの一部しかご紹介できませんでしたが、季節ごとにいろいろな作業があるのがわかります。 約40種類の野菜たちの成長も見ることができます。 今回直接お話をお聞きして、畑作り、土作り、育苗から収穫に至るまで本当に大変なことがたくさんあるのがわかったのですが社長さんを筆頭に皆さん熱い情熱と信念、野菜に対する愛情を持って一生懸命なのが「前向きオーラ」として伝わってきました。「こんなに大変なんだ。」とか「本当にツラいんだ。」など微塵もなく、どんな困難も成功を信じているからなのか未来への希望にあふれていました。 |
さて、どこでこちらのお野菜を購入できるでしょうか? ご紹介しますので、美味しくいただいて下さいね。 |
住所:大府市江端町2-120 電話:0562-48-2155 定休日:日・月・木 こちらはマクロビのお弁当とおやつのお店「root」さんです。 店内でお野菜を販売しています。 もちろん、お弁当やおやつにもプラネット農園産の野菜が使われています。 |
住所:名古屋市千種区猫洞通4-30-7 電話:052-734-3737 こちらは名古屋の本山にある「麻布自然食品」さんです。 安心!安全!は当然のこと、美味しくないものは扱わないという基本理念としているので「美味しくなければ、返金します。」とまで自信をもって営業していらっしゃいます。 |
月1や月2回などの定期的なお野菜セットの発送もあります。 その時期に採れるお野菜のお任せセットになります。 8種類~10種類のお野菜が入って¥2,000~¥3,000(送料込)。 件数に限りがありますのでお問い合わせください。 |
「前向きオーラ」全開の元気な皆さんです。 |
こんなに明るい笑顔で迎えて下さいました。 真ん中が社長の杉本さん。 皆さん、人として輝いていらっしゃいます。 |
こちらが農園の事務所であり作業場。 素敵な外観です。 |
一番右のドアになります。 |
玄関には表札が。 今は、こちらでの直売はしていませんので上記のお店でお求めください。 |
無農薬、無肥料で育てられた生姜から作られた「しょうがシロップ」と「ドレッシング」です。 シロップはお湯で割ったり、ジンジャーエールにしてお好みの濃さで楽しめる原液になっています。 ドレッシングは菜種油と本醸造醤油を使用して和風に仕上がっています。サラダの他にもお肉やお魚にもよく合います。 どちらも、生姜好きなら是非食べてみたくなる一品。 現在は限定販売になっていますのでお問い合わせして下さい。 以上、知多半島ナビでした。 |
名称 | プラネット農園 |
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ひらがな読み | ぷらねっとのうえん |
住所 | 愛知県大府市柊山町4-91 ネイバリータウン柊A3 |
ホームページ | http://www.planetco.net/ |
電話番号 | 0562-38-5822 |
FAX | 0562-38-5823 |
営業時間 | 9:00~17:00(作業に出かけている場合がありますので、事前にご連絡下さい。) |
休日 | 月曜日 |
駐車場 | 5台 |
タグ | 農産物直売 |
行き方(詳細) | 電車の場合/JR大府駅より徒歩約25分、タクシーで約5分。 車の場合/国道23号線名古屋南IC下車、大府市街方面へ。 柊山町3丁目交差点を右折、次の信号(柊山町6丁目)の少し手前 (右手にヤマハを目印)を左折。 |
行き方 | JR大府駅より徒歩約25分、タクシーで約5分。 |
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