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大蔵餅本店

常滑の焼き物文化に育まれたお餅

こんにちは、知多半島ナビです。焼物職人がこよなく愛したお餅。素材にこだわり。小豆は「北海道十勝産小豆」100%使用による自家製餡。餅米は地元の農家に直接お願いし、無農薬米および低農薬米を玄米にてまとめて購入。低温倉庫で大切に保管したものを製品にする前日に精米。おいしいだけではなく、安心して食べられるものを、食べることで体の滋養につながるものを、と考えている「大蔵餅」をご紹介しましょう。

店内には、お餅の見本がづらりと並んでいます。
お祝いの席の引き出物などに使われるおこわやお赤飯もあります。

大蔵餅さんには自動の餅つき機がなんと4台もあります。
その中でこの餅つき機は創業当時からあるものだそうです。
他の3台が全自動に対し、これはつくのは自動、返すのは手動で行います。年期の入った愛機です。
餅米は地元の農家に直接お願いし、無農薬米および低農薬米を玄米でまとめて購入され、低温倉庫で大切に保管したものを製品にする前日に精米する事で鮮度と味を保っているそうです。美味しいだけではなく、安心して食べられるものを、食べることで体の滋養につながるものをと考えていらっしゃるんです。


餡は北海道の小豆のみを使用しています。写真は白餡を作っているところ。
お餅は手作業でひとつひとつ丁寧に作られています。

「常滑」と「お餅」の歴史のお話をしましょう。



常滑は今も昔も焼き物の町として有名ですね。また、港町だった常滑は伊勢湾をはさんで向こう側の津、伊勢との関係が深くお伊勢さんの周りで盛んだった「餅文化」が伝わりました。
腹持ちが良くお値打ちで手軽に食べられる事で、お餅は焼き物職人達に愛され「焼き物文化」と共に常滑に根付いてきたんですね。
と言う事で、「大蔵餅」で大人気(お店の看板商品)の草餅をご紹介しましょう。


「大蔵餅」 125円(税込)
お店の名前が付いた看板商品です。ヨモギ餅をこし餡で包んでいます。こんなタイプは初めて見ましたね!私の知っている草餅のイメージにはなかったのでビックリです。


「草餅」 125円(税込)
こちらはつぶ餡をヨモギ餅で包んであるタイプですね。真ん丸でカワイイんです。


「焼き物文化」に育まれた常滑の「餅文化」。その中でも草餅は、 滋養たっぷりの薬草+餅=草餅 と言う事で昔から人気があったのでしょう。


ちょっと”いっぷく”しませんか?

忙しい日常を一時忘れて、ゆったりとした”いっぷく”の時間を楽しんでみましょう。
常滑焼の急須で淹れた美味しい煎茶とお餅。贅沢な時間を是非味わってみて下さい。「大蔵餅」でも今後店内で頂けるメニューを出す予定です。乞うご期待!




昔、常滑にはお餅屋さんが多かったそうです。残念ながら今は少なくなってしまったけれど、常滑の「餅文化」はちゃんと受け継がれています。
「大蔵餅」はお正月用のお餅は勿論、お茶菓子にぴったりなお餅が、草餅をはじめ色々とり揃っています。
「お餅はお正月に食べる物でしょ?」なんて勿体ない!!是非、来てみて下さいね。

以上、知多半島ナビでした。

名称大蔵餅本店
ひらがな読みおおくらもちほんてん
住所愛知県常滑市鯉江本町2-2-1
ホームページhttp://www.ohkuramochi.jp
電話番号0569-35-2676
FAX0569-35-0202
営業時間9:00〜19:00(甘味処10:00〜18:00
休日月曜日 
駐車場26台。駐輪場併設(バイクスタンド有り)
行き方(詳細)電車の場合/名鉄常滑駅ロータリーを出て左折して、最初の信号(陶磁器会館にし交差点)を左折して、2つ目の信号(多屋町5)手前にあります。
車の場合/知多半島道路セントレアライン常滑ICから県道522号へ、2個目の信号(多屋町5)の西南角
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