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創作和食・会席料理 うさぎ屋

「蔵のまち半田」で創作和食とギャラリーを楽しめる古民家。

こんにちは知多半島ナビです。今回は和食・会席料理「うさぎ屋」をご紹介します。「うさぎ屋」の前身は明治34年には榊原富蔵と呼ばれた造り酒屋。榊原富蔵とは現代風に言えば榊原酒造。その頃から生活の母屋として使っていた建物をそのまま利用した「うさぎ屋」と蔵を利用したギャラリー「はなくら」。ご主人のオリジナルな創作和食と、地元に縁のある作家たちの「和」をテーマにした作品が楽しめる空間がここにあります。 ※料理内容は季節により変わりますので、お店にお問い合わせください。

半田市は古くから酒、醤油、味噌、酢などの醸造業が盛んで、今もその面影を残す建物が残っています。
明治時代からの佇まいを今に残し、ご主人と奥様、娘さんのご家族が暖かく迎えてくれるお店です。
かつて醸造元であった榊原富蔵の商標看板。
明治時代からあるうさぎ屋の庭。

古い日本家屋が懐かしい寛ぎの空間。



かわいいうさぎや動物たちの置物や掛け軸が飾られ、思わず笑顔に。
食事をいただくのは畳の部屋に置かれたテーブルでのイス席。
テーブルに置かれたうさぎの爪楊枝入れ、こんなところにも気配りが。

お料理は独学で始められたご主人の創作和食会席。

メニュー内容は月ごとに変わり、旬の食材や地元の食材を使った創作料理が楽しめます。特に女性におすすめの和食会席料理です。

スペシャルランチ「雪」は付き出しからデザートまでついて、2,500円(税込)。椀物、お刺身、焼き物、揚げ物、煮物が入った人気メニュー。
すずきの焼き魚をはじめ、揚げ物、煮物と小さくてもしっかり味が染み込んでいて、でもあっさりとしたとても美味しい一品です。
醤油・味噌なども地元の味噌と信州の味噌をブレンドしたりと、ご主人が試行錯誤を重ね辿り着いたオリジナル。
季節に合わせてできるだけ地元の知多の食材を使った料理をいつも考えているご主人の気持ちがこもった料理です。

こちらはお凌ぎの一皿。ご主人オリジナルの砧巻きと海鮮太巻き。この太巻きに使われているのは米酢と粕酢のブレンド酢。
粕酢とは日本酒を造る上で出る酒粕を使った酢で、江戸前寿司ができた元となった酢です。半田ミツカン酢で今も造られています。
最後に葡萄ゼリーのアイスクリーム。突き出しから最後のデザートにいたるまで、すべてご主人の心がこもった創作料理です。

予約はお一人でもOK。ご家族での利用も多く、小さいお子様連れでも予約時に伝えておけば特別に対応してもらえます。お店の閉店時間もお客様に合わせ融通してもらえ、出来る限りのリクエストに応えてもらえます。夜は完全予約制ですが、ランチは当日立ち寄ることもできます。予約無しでリーズナブルな値段でいただけるランチ「花」うさぎや弁当は1,500円(税込)。


季節によりお料理の内容は変わります。

ランチ花 1,500円(税込) ※2014年3月現在の内容です。
ランチ雪 2,500円(税込) ※2014年3月現在の内容です。
他にも一品づつ出てくるおまかせコース(予約制)ランチもあります。
人気のお店なのでランチも予約した方が時間を気にせず楽しめるので予約をおすすめします

明治時代からの蔵を利用したギャラリー「はなくら」は癒しの空間。

うさぎ屋の庭を抜けた所にあるギャラリー「はなくら」。明治時代の蔵を利用し、古民具や和雑貨の展示・販売を行っている他、現代の作家たちの企画展も開催しています。
伝統的な染め物や織物などの和服や和裁生地の古裂(こぎれ)を使い洋服に仕立てた作品や、絵の具の代わりに布で描く絹彩画作品など、古民家の風情にマッチした企画を紹介しています。

こちらのギャラリー「はなくら」は現在、企画展が開催される時のみの営業。
明治時代には生活倉庫として使っていた蔵を利用した、うさぎ屋とはまた違った趣のある空間。
「はなくら」では甘味やコーヒーなどもいただける喫茶スペースが1階にあります。


今も残る「紺屋海道」は、半田市を訪れる観光客の散策路。

最後にこの「うさぎ屋」があるこの場所は、昔は紺屋海道と呼ばれた海道沿い。半田出身で童話作家の新美南吉も歩いた道です。昔、この近くまで海があったことがその名の由来とされる「紺屋海道」は資料が乏しく、諸説いろいろと語られる謎多き歴史街道です。左の黒い壁が「うさぎ屋」で、右に見えるのが「米市商店」。


明治30年(1900年)のパリ万博で金牌が受賞された旧カブトビール工場の半田赤レンガ建物。「紺屋海道」はここから散策するのがオススメです
かつて船の帆を染めた染物屋が数軒あったことが「紺屋海道」の名前の由来という説があります。この看板は赤レンガ建物に掲示してあります。
半田赤レンガ建物の手前の陸橋を渡った細い路地が「紺屋海道」です。写真は陸橋の階段を降りた場所から撮影しています。奥に見えるのが半田赤レンガ建物。この撮影場所の右側後方の路地が紺屋海道。
紺屋海道の途中には秋葉講と呼ばれる写真のような祠があり、半田には北講、紺屋講海道講、南講、西条講の4つが残っています。

こちらも古く明治時代から残る「米市商店」。紺屋海道沿いに、ひっそりとたたずんでいます。
創業は明治8年(1875年)で、昭和62年(1987年)までお米屋さんとして続いていた「米市商店」。

毎朝店先で手焼きされる煎餅は、知多半島産の海苔、たまり、塩で味付けされます。
たまりを使うことでまろやかな味わいの煎餅になります。時間帯によっては出来立てが味わえるかも。
車1台がやっと通れる細い路地の紺屋海道は、休日や祝日には多くの観光客が訪れます。
半田赤レンガ建物から「米市商店」や「うさぎ屋」を通り、半田運河まで続く歴史街道の「紺屋海道」に足を伸ばしてみてはいかがですか。

少しわかりにくいので、初めて訪れる方への道案内。

名鉄「知多半田駅」、JR「半田駅」から徒歩で来る場合、ここが細い路地の入口。
細い路地の入口右側の家のブロック塀にある紺屋海道の表示が目印。
その細い路地の突きあたりに見えるのは順正寺の外壁。そこを左に見れば「うさぎ屋」が目の前に見えます。

車で来る場合、JR沿いの県道263号の交差点から入れます。
この電柱看板が目印。国道247号から来る場合は、この電柱のある交差点を右折。
すると正面右手に順正寺が見えます。

順正寺の左の道を進むと「うさぎ屋」正面に到着します。
「うさぎ屋」入口の左側が第1駐車場、3台まで駐車可。
さらに「うさぎ屋」の右側の細い路地「紺屋海道」を進むと第2駐車場があります。

この表示は「うさぎ屋」第2駐車場の壁にあります。この表示を左に見て、左に曲がれば第2駐車場。
こちらが第2駐車場、12台まで駐車可。うさぎ屋の建物の裏側になります。
このあたりの路地は、歩行者専用の時間帯があるので注意してください。

ギャラリーも料理も紺屋海道散策も楽しみたいという方は、ぜひ土日祝日かギャラリー企画展開催日に合わせて来店しましょう。場所は名鉄河和線「知多半田」と「住吉町」、JR武豊線「半田」の3つの駅のほぼ中間でどの駅からも約10分。奥まった場所にありますが、紺屋海道を訪ねると見つけやすいです。


名称創作和食・会席料理 うさぎ屋
ひらがな読みうさぎや
住所愛知県半田市堀崎町2-1
ホームページhttp://hana-to-usagi.com
電話番号0569-26-6363
FAX0569-26-6363
予算(ランチ)1,500円
予算(ディナー)5,000円
営業時間〈昼〉11:00〜14:30(L.O14:00)〈夜〉18:00〜22:00(予約制※当日予約可)
休日水曜および第2木曜 
駐車場15台
タグ名鉄・JR | | 和食 | 1人でもOK | 人気店 | 家族向け | 団体向け
行き方(詳細)電車/名鉄河和線「知多半田」東出口から正面の道をJR「半田」方向へ直進、1つ目の信号を左折、道なりに直進すること約5分、突き当たったら右折しすぐに左に入る細い路地を直進、順正寺の塀に突き当たったら左に見えるのが「うさぎ屋」。
車/知多半島道路 半田中央IC出口から県道265号を半田市街方面(右折)へ、岩滑西町の信号を右折、柊町3丁目東の信号を左折、すると国道247号になりますので名鉄の踏切を越えるまで直進、踏切を越えて県道263号(住吉町5丁目の信号)を右折、住吉町6丁目の信号の次の交差点(左手に文化堂写真館がある)を右折、正面右手に順正寺が見えるのでその左の道を直進すると「うさぎ屋」に到着。半田中央ICから約3.7km、約10分。
行き方名鉄河和線「知多半田」駅から徒歩10分。
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みんなのクチコミ

kamikami ( 2014-05-21 11:19:33 )

お店の方の人柄、料理、空間、とっても癒されます。







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