こんにちは知多半島ナビです。知多半島の中心半田市の郊外にある一軒家レストラン「AL CAVA(アルカヴァ)」を紹介します。まるで都会の一流レストランでいただくような料理が知多半島で食べられることに驚いてしまう、そんな本格イタリアンレストランです。外観も内装も料理もスタッフも洗練されたセンスに溢れています。間違いなくイチ推しのお店です。 |
オーナーシェフは、東京・横浜・神戸でイタリアンやフレンチの修行を積んだ後、イタリアやイギリスに渡り経験を積んだ、一流の腕を持つ愛知県生まれのシェフです。そんなシェフがこの半田の地で、温暖な知多半島の光に包まれながらヨーロッパの伝統料理や現代風にアレンジした創作料理を、楽しんでもらいたいと始めたのがこのお店です。 |
外観も店内も白を基調としていて、窓からも光が降り注ぎとても明るい店内です。テーブルやイスはシェフが見つけてきた欧州のアンティーク家具で、落ち着きと温もりを感じます。料理とともにこの空気感をとても大切にしているシェフのこだわりです。 |
清潔感に溢れ、洗練された店内。 |
店内に入るとそのオシャレな空間が、これからいただく料理の期待度をますます高めます。料理を楽しむとはその空間を楽しむという、シェフの思いが店の隅々にまで感じられます。まずはその空気を感じてください。 |
30種類の野菜で味わう本格イタリアン。 |
店内のオシャレな雰囲気に料理への期待が高まりますが、その期待をはるかに上回る絶品イタリアン。ランチは2,500円(税別)から楽しめますが、今回は3,500円(税別)のコースをいただきましたのでご紹介します。 |
まずはアップルマンゴーとナローゴールド、赤身の生ハム「コッパ」と全粒粉ビスケットのお口取り。 |
ビスケットを生ハムで巻いていただいた後、フルーツと合わせていただくとマンゴーの甘味と生ハムの塩気が口の中で踊り出す楽しい味わいです。 |
三河錦爽鶏と知多豚のパテに金柑のジャムをつけていただきます。金柑の爽やかさが味に変化を与えてくれ、とても美味しい一皿です。前菜とは思えないメイン料理のような味わいです。 |
AL CAVAの料理は野菜がふんだんに使われ、この前菜には10種類ほど入っています。コース全体では30種類ほどの野菜が使用されます。この野菜が美味しくていくらでも食べられます。 |
鰯をオリーブオイルで絡めていただくこのパスタは、お口取りとともにイタリアの伝統料理の一つです。レーズンと松の実がアクセントになって美味しいです。 前菜といい、このパスタといい、このボリュームでこの美味しさを思うと、これから出てくるメインはどんな美味しさだろうと、どんどん期待が膨らみます。 こうしたワクワク感が楽しめるのもコース料理の楽しみの一つです。見た目以上に男性でも十分満足できる量です。 |
海老やカニなどの甲殻類から出た出汁で作られたソースが絶妙に美味しい料理です。手前に見える緑の野菜はスティックセニョール。ブロッコリーに他の野菜を掛け合わせ品種改良された新野菜です。とにかく野菜が豊富。 |
ズコットとは、聖職者の帽子の形に似た丸いドーム型のケーキで、イタリアでは古くからある伝統的デザートです。 |
中にクリームとチョコレートが入っていてほどよい甘さです。付け合わせのヨーグルトアイスがさらにさっぱりさせてくれます。 |
デザートに出てくるのが特製エスプレッソ。こちらの豆は島根県産のコーヒー豆とイタリア産のロースト豆をブレンドしたAL CAVAオリジナルです。専用のエスプレッソマシンで抽出している様子も見られます。 |
苦みの中にコクと旨味があり、濃厚な風味が味わえるエスプレッソです。お口取りから始まり、前菜、パスタ、メイン、デザートにこのエスプレッソまで、どれをとってもAL CAVAの味が堪能できました。大満足です。 |
ワインにもシェフのこだわり。 |
イタリアンに欠かせないワインにもシェフのこだわりがあります。ワインは味もさることながら、飲んだ時の口あたり、その地の水や自然などが想像できることが大切と語るシェフ。行った事も無い土地のワインではなく、シェフが暮らしたイタリアやアメリカ、日本のワインが中心で、この場所でこの料理を楽しむためにより適した物が選ばれます。 |
もう少しお店を紹介。 |
AL CAVAには大きな看板はありません。それは普通の一軒家は小さい表札があるように、町に溶け込んだお店というシェフのこだわりです。店前のスペースは数種類のハーブやたくさんのバラが植えられ、バラの季節には小さなイングリッシュガーデンになります。夜には昼間とは違った表情を見せるAL CAVA。もう少しご紹介します。 |
道路に面した背の低い壁に掲げられた看板、これだけです。 |
道路正面から見るとこんな感じで、お店と気づく方は少ないです。 |
店前の庭、今はバラの時期ではないのでこんな感じです。 |
バラの他にも月桂樹や様々なハーブがいっぱいの庭。 |
さらに進むとメニューボードがあり、やっとお店だというのがわかります。 |
ここが入口の扉、奥に見えるのがフロントで右側が中庭。 |
中に入ってすぐは手前がカウンターで奥がホール。 |
差し込む光と木製テーブルの落ち着いた空間。 |
最後にAL CAVAを最大限楽しむ方法をオーナーシェフの加藤さんに聞きました。まずはディナーの5,000円(税別)コースがおすすめとのこと。3,500円(税別)コースに比べ、パスタもメインも数種類から選べるので自分好みのコースが楽しめます。予約なしでも入れますが、混んでいる時は待ったり入れない場合もあるので予約をおすすめします。慣れて来たところで単品のアラカルトを注文するのがベストのようです。 |
場所は半田市の郊外にあり、少し見つけづらいかもしれません。目の前が乙川東小学校なので、それを目印にするといいでしょう。空の開けた静かなところにあります。三河湾や伊勢湾の魚貝、近隣の野菜や肉、常滑デイリーファームの玉子など、地元食材も使ったとにかくおすすめの本格イタリアンレストランです。知多半島ナビでした。 |
名称 | AL CAVA |
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ひらがな読み | ある かぶぁ |
住所 | 愛知県半田市平地町4-174-1 |
ホームページ | http://www.al-cava.com/ |
電話番号 | 0569-89-9777 |
FAX | 0569-89-9778 |
予算(ランチ) | 3,500円 |
予算(ディナー) | 5,000円 |
営業時間 | 12:00~15:00(L.O.13:30) 18:00~22:30(L.O.21:00) |
休日 | 毎週火曜日 |
駐車場 | 10台 |
タグ | イタリアン | 1人でもOK | カップル向け | 人気店 | 家族向け |
クレジットカード | VISA | Master | JCB | Amex | Diners |
行き方(詳細) | 電車で/JR武豊線「亀崎」駅からタクシーで約7分。 車で/知多半島道路「半田中央IC」を出て県道265号を右折、しばらく道なりに直進、乙川薬師町の信号を左折、乙川畑田の信号を右折、あとは信号を2つ過ぎると右手に「乙川東小学校」があり向かいの右手にあります。約15分。 |
行き方 | JR武豊線「亀崎」駅からタクシーで約7分(乙川東小前) |
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kamikami ( 2014-05-21 10:38:13 ) こんなに美味しいイタリアン初めてです。 |