こんにちは、知多半島ナビです。今回ご紹介するのは、内海での「地引き網」。周りを海に囲まれた知多半島では、古くから地引き網漁が行われてきました。昔は近所の人々が総出で網を引き、魚を捕っていましたが、この様な漁は行われなくなっていきました。ところが近年、地引き網が、体験イベントとして復活してきました。網を使って魚を捕るなんて事、なかなかありませんね。貴重な海での体験を、楽しんでみませんか。勿論、新鮮な魚のお土産付きで。 |
周りを海にかこまれた知多半島。魚は、いっぱいいます。 |
南知多町内海と言えば、夏は多くの人々が訪れる海水浴場で有名な海岸です。細かな白い砂浜と、遠浅の海岸が広がります。 釣りを楽しまれるお客さんも多く、休日ともなると防波堤には多くの釣り人がやってきます。釣り船で出掛ける人もみえますね。季節により、獲物は変わります。 因に、かつては伊勢湾でクジラも捕っていた事があるとか…。 |
地引き網のシーズンは、4月から10月まで。 さすがに海水浴シーズン中は、メインの千鳥ヶ浜での開催は無理なので、東側にある、東浜海岸と小桝海岸で行われます。近くにはバーベキューできる場所があるので、獲れた魚で海鮮バーベキューも楽しめますね。 |
ここから先は、お魚の勉強会。 |
ちょっと危険な魚もいます。 |
せっかくの行楽も、事故があっては大変です。充分な注意が払われていても、相手が自然だとどうする事もできません。 海の中にも、ちょっと危険な仲間が潜んでいます。うっかり触っちゃったりすると痛い目にあう魚を少し紹介します。 まずは、アカエイ。海水浴場でも見かける事がある。平べったい魚。しっぽには毒の針があります。さされると、かなり痛いです。しかも長い間。子供のアカエイも同じです。触らない様にしましょう。万が一刺されたら、熱いお湯(やけどしない位の温度)につかり毒を分解します。 |
アイゴ。背ビレに毒があります。死んでても毒は残っているので注意。勿論食べられます。 |
ゴンズイ。茶色い体に黄色のラインがおしゃれな魚。ヒゲがあり、ナマズみたいです。これもヒレに毒があります。食べると、すごく美味しいですよ。 |
クサフグ。フグの仲間は、ほとんどが毒を持ってます。むやみやたらと食べるのは、かなり危険です。 |
説明の後は、獲れた魚をさわってみよう。 |
無料で楽しめる、体験地引き網もあります。 |
団体、グループで予約する有料の地引き網だけではなく、南知多町内海の東端区発展会では、夏の海水浴シーズンに、宿泊客を対象とした無料の体験地引き網イベントも行っています。 早朝6時より、海岸のビーチクリーン。その後にお待ちかねの、地引き網。獲れた魚は、抽選で分けられます。また、獲れた鯛をその場でさばき、お刺身も振る舞ってくれます。そしてさらに、カニのみそ汁付き。勿論、無料。 お問い合わせは、南知多観光案内所(0569-62-3100)まで。 |
獲れた鯛をその場でさばいてくれます。 |
早朝にもかかわらず、多くの参加者がありました。近隣の宿泊者は勿論、直接の参加も大丈夫です。 一度体験してみては、いかがでしょうか? 地引き網は内海だけではなく、山海、日間賀島でも体験できます。参加人数によって、網の大きさ、料金等も相談できるとの事です。 地引き網で、漁師体験、してみませんか。 |
名称 | 地引き網 |
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ひらがな読み | じびきあみ |
住所 | 愛知県知多郡南知多町内海東浜海岸 |
電話番号 | 0569-62-3538 |
タグ | 家族向け | カップル向け | 子供参加可能 | アウトドア |
行き方(詳細) | 車の場合/南知多道路 南知多I.C を出て左折(内海方面)。内海信号を左折。800m先「泉蔵院」下のカーブを海岸方面へ直進。 電車の場合/名鉄知多新線 内海駅下車。内海海岸方面へ。 |
行き方 | 南知多道路 南知多I.C 下車。内海方面15分 |
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