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いちご狩り&直売 市野園芸

いちご狩りを10倍楽しむ方法を教えちゃいます。

こんにちは知多半島ナビです。今回はいちご狩りの楽しみ方を「市野園芸」さんでいろいろお聞きしました。いちご狩りに行く方にはぜひ参考にしていただきたい情報満載です。知多半島にはいちご狩り農園はいくつもありますが、「市野園芸」さんはおすすめスポットのひとつです。

今回は「市野園芸」生産者の市野さんに案内していただきました。

いつ頃予約するか、時期によって違ういちご狩り。

12月中旬〜4月中旬は肌寒いですがいちごは甘くなる条件に適しています。4月中旬〜5月初旬は一番混み合う時期ですが色づきが良く「いちご狩り」感が満載です。5月中旬〜下旬はシーズン終了間近で人も少なく、料金も安くなっています。
いちごは寒暖差で甘さが増していきます。いちごの赤みは太陽にあたるほど赤くなります。つまり時期によって見た目の色や味が変わるということです。こうしたいちごの性質を知っておくと、また一味違ったいちご狩りが楽しめますよ。ぜひ参考にしてください。

ハウス内で見られるこの箱、ミツバチの家です。市野農園ではミツバチを受粉に使っています。
ミツバチが上の写真のいちごの花に受粉することで、花が30〜45日ほどで実になります。
上を向いていた花が、次第に下を向きはじめ実をつけます。いちごの赤ちゃん誕生です。

いちご栽培には土耕栽培、水耕栽培などいろいろありますが、市野園芸さんは高設栽培を採用しています。ご覧のように土耕のプランターを摘みやすい高さに設け、摘みやすく汚れにくいのが特徴です。プランター間も90cmあるのでぶつかっていちごを傷つける心配も少ないです。いちごが一番美味しいのは地面から直接育てる土耕栽培ですが、尾根間も狭くいちごが地面近くになるので、摘みにくく傷つけるリスクも高いです。市野園芸さんではいちご狩りをのびのびと楽しめますよ。


市野園芸さんでは地下から採れる上質の井戸水を汲み上げタンクに貯蔵し使用しています。
その他液肥や室温などの管理をその日の気温や天候で調節し、最高のいちごを提供しています。
私たちが美味しくいちごが頂ける裏ではこうした生産者の努力があることを知っておきましょう。

それでは、美味しいいちごの見分け方と摘み方、食べ方。

どうせなら美味しいいちごだけを選んで食べたいのが本音だと思います。ですが、何が美味しいかは人それぞれです。ただ、こうした方がより一層いちご狩りを楽しめますよというものをいくつか紹介します。


へたの部分までしっかり赤くなっているもの。これがいわゆる完熟の状態です。柔らかく甘く人気もあります。
へたの部分がまだ白いもの。完熟まで8割くらいの状態です。いちご狩り通はこれを選びます。
たまに見かける奇形種。摘み取られないで残る場合が多いのですが、実はこれ一番美味しいんです。

この2つの違いわかりますか。左の方がへたが実から離れてますよね。いちごは熟すにつれてこうして実がへたから離れてやがて地面に落ちます。つまり左の方が右よりも甘さが増しているということ。ぜひ探してみてください。


次に摘み取り方です。まず、いちごに手を添えます。まわりのいちごには触れないように注意しましょう。
そのままいちごを指先で90度横に向けます。この時親指と人差し指でへたの上を軽くつまむといいです。
そのまま下に軽く引き下げると簡単に採れます。強く引かなくてもポチッとへたから外れてくれます。

次に食べ方です。まず実の果頂部(先端)を持って、反対の手でへたをつまみます。
そのままへたをちぎり取ります。取ったへたは必ず決められた入れ物に入れましょう。
そのまま実の果頂部(先端)を持った手で、へたの方を練乳につけて食べます。

食べ終わるとこんな感じにへただけ残った状態、これが上手な食べ方です。へたの方から食べるのは、先に酸味の強い方を練乳の甘さで楽しみ、甘味の強い果頂部を最後に食べると、全体的に甘く楽しめるからです。ただ、完熟のいちごの場合は全体が甘いのでどこから食べても同じです。完熟は練乳をつけない方がいちご本来の味を楽しめます。


楽しくいちご狩りするための、ワンポイントアドバイス。

早く行かないと良いいちごが無くなってしまうと思う方がいるかも知れませんが、市野園芸さんは、それぞれの予約された方のためにベストな状態で用意されています。だから安心して予約時間を守りましょう。他にもマナーがありますので、いくつか紹介しましょう。


受付を済ませると、いちご狩りの範囲が指定されます。足下に自分の指定番号が書いてあります。
指定された番号の通路左右両方があなたの割当です。おそらく食べきれないと思います。
くれぐれも決められた範囲の外のいちごは食べないでください。持ち帰りもできません。

それからいちごを摘む時は、花や赤ちゃんいちごを傷つけないようにしましょう。多くの場合、私物の持ち込み厳禁が原則です。しかし市野園芸さんでは、バッグの持ち込みもOKです。それはお客様を思ってのことなので、バッグが他のいちごにぶつからないように注意してください。


ハウス内の温度はいちごや蜂に適した27〜28度で暑いです。脱いだり着たりしやすい服装がいいでしょう。
農家さんが丹誠込めたいちごです。たとえ食べ飽きたとしても口に出さないようにしましょう。
食べ終えた後のへたを入れる容器は、決められた場所に戻すなど、ルールを守って楽しみましょう。

摘みたての美味しさ、笑顔がいっぱいの市野園芸。

市野園芸さんのいちごの品種は「章姫(あきひめ)」。大きさは女峰の1.5倍ほどで、果皮はきれいな紅色です。口当たりが柔らかく、優しい甘さのいちごです。ハウスの中はいちごの甘い香りでいっぱい、ついつい笑顔になってしまいます。お客さんが少ない時期の平日なら、割当範囲を広げてくれることもあるそうです。


市野園芸さんのいちご狩りは60分の時間制限制。普通の人はいちごだけを1時間も食べ続けられませんので十分な時間です。ハウス内で座り込んでお茶を飲んだり、お口のリフレッシュにお菓子を食べたりできるのも、私物バッグ持ち込みOKの市野園芸さんのおかげです。


市野園芸さんの駐車場は100台収容。知多半島道路「半田中央インター」からも来やすく、大型ツアーバスも何台も停められ、それだけ人気があるということです。


市野園芸さんでは「章姫(あきひめ)」を使った手作りジャムも販売。145g入500円(税込)、250g入680円(税込)。
市野さんが自ら鍋で煮込んで作っています。

市野園芸さんはいちごの直売もしています。たいてい300gのパックに350gくらい入っているのでお得ですよ。
1パック630円(税込)が4つ入って2,520円(税込)。2パック入りでの購入も可能です。すぐ売り切れてしまうので、いちご狩りの前に買って帰りまで取り置きしてもらうことも可能です。

いろいろ優しい気配りがいっぱいの市野園芸。

車椅子やベビーカーを押すのに優しいスロープ。
井戸水を使った自然に優しい手洗い場。
疲れた人に優しい、駐車場にある休憩スペース。

車椅子専用スペースもあるトイレ。
初めて来る人に分かりやすい看板。
最後はやっぱり生産者の優しい気持ちですね。

最後に一言。「今日あなたが食べた美味しいいちごは、前日のお客さんからの贈り物。次はあなたが明日のお客さんへ贈りましょう。」こんな素敵な気持ちでいちご狩りが楽しめるよう心がけたいものですね。      知多半島ナビでした。


名称いちご狩り&直売 市野園芸
ひらがな読みいちごがりあんどちょくばい いちのえんげい
住所愛知県半田市田代町156-1
ホームページhttp://www.ichino-15.com
電話番号0569-27-7586
FAX0569-27-8883
営業時間いちご狩り/9:00〜15:30 いちご直売/9:00〜17:00(売り切れ次第終了)
休日シーズン中は無休 
駐車場無料/100台(大型バスも駐車可)
予算/料金について時期により変動します。詳しくはお問い合わせください。大人1,000円〜1,600円 小学生700円〜1,300円 3歳以上600円〜1,000円 3歳未満は無料
タグ家族向け | 子供参加可能 | 味覚狩り
行き方(詳細)車で/知多半島道路「半田中央インター」出口から県道265号を左折、1つめの信号「平井町」交差点を左折、1つめの信号「松堀町」交差点を右折、しばらく行くと「市野園芸」の看板があります。看板の指示通りに左折すると到着です。
電車で/名鉄河和線「知多半田」駅東出口のバス乗り場から「中部国際空港・常滑行き」に乗って約13分、「東板山」バス停で下車、目の前の県道34号の向かい側に「石川歯科医院」がありますので、その右側の道を直進、3つめの交差点を左折(右手にアグリスJAあいち知多の建物がある交差点です)、最初の道を右折、しばらく行くと「市野園芸」受付の看板が見えてきたら到着です。
行き方知多半島道路「半田中央インター」から4分
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