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東浦森岡ぶどう組合ぶどう狩りグループ

全国でも有数のぶどう狩りの名所。甘味たっぷりの巨峰を召し上がれ。

こんにちは、知多半島ナビです。愛知県に住んでいると知多半島(特に東浦、大府)のブドウは有名で、スーパーなどにも並んでいます。今日は、巨峰の美味しさを最高の形で楽しめる「ぶどう狩り」をご紹介しましょう。

何はともあれ、美味しそうな「ぶどう狩り」の様子をご覧ください。
そして、6件あるぶどう狩りが出来るぶどう園も順にご紹介していきましょう。

健康な樹で熟したぶどうの粒の表面には「ブルーム」と呼ばれる白い粉状のものが濃く付着しています。太陽と雨水を浴びて育ったぶどうは旨みをたっぷり蓄えています。
広大な広い畑が広がっています。一本の木から四方に枝が伸びています。立派なぶどう棚になるには何年もかかるんです。


私が伺った日は、ちょうど近くの保育園の皆さんがぶどう狩り体験をしていました。小さなお子様でも自分で収穫できるように踏み台も用意されていました。ござ、ハサミ、ざる、バケツなどは無料で貸していただけます。
自分で収穫して、自分で洗って、自然の中で食べる…贅沢な体験ですね。小さな手で一生懸命ほおばっていました。

さて、東浦森岡ぶどう組合ぶどう狩りグループには6件の農園さんが加盟しています。
本日行われた保育園の皆さんをご招待して「ブドウ狩り開き」のようなイベントは毎年、このグループで順に持ち回りで主催されるそうです。

順にご紹介していきましょう。


一件目はマルトミぶどう園。
(電話:0562-83-1701)
2014年のオープニングイベントの担当園さんです。知多半島道路「東浦知多IC」下車した信号を左折し、「緒川相生」を左折。「下申間」三叉路を右折してすぐを右に入ってしばらく進むとあります。
ハサミ、かごなどは貸していただけます。
暑さ対策の帽子、飲み物、タオルなどはご持参下さい。
巨峰以外にも、たくさんの種類のぶどうが直売所では販売されています。各種、写真で価格紹介が貼ってありました。販売中のものや、8/22~などの販売期間のご案内がされています。種類によって販売期間が異なります。
一房、一房、大切に丁寧に袋掛けの作業をされています。袋にも工夫がされていて、雨に当たっても水を弾くように特殊加工が施されていたり、袋掛けがしやすいように口に針金が仕込まれているんですよ。


巨峰以外にもたくさんの種類のぶどうが直売所には並んでいます。それぞれ、全く違った味わいで「甘味の強いもの」や「酸味がさわやかに感じられるもの」、「マスカットに似たすっきりとした甘味のもの」など一口にぶどうと言ってもこんなに種類があるとは知りませんでした。
品種もどんどん増えてくる中、幼木を数年かけて育てていき商品となるまで丁寧に手をかけてあげるそうです。
これは、東浦森岡ぶどう組合のどの農園でお話を伺っても、皆さん異口同音におっしゃっていました。
ブドウ農家さんの数年にもわたる苦労の末に、私達は美味しいぶどうを口にすることが出来るという訳ですね。

ちなみに一般に人気があるのは「種無し」や「皮のまま食べられる」ものだそうですが、やはり普通のぶどうの方が甘味や旨みが強いようです。


こちらは、マルトミぶどう園の真向いにある「阿知波ぶどう園」です。(電話:0562-84-2144)
行き方はマルトミぶどう園さんと同じようにお越しください。

こちらにも、お客様が次々に入っていきます。
阿知波ぶどう園さんでは、「シャインマスカット」と「藤稔」(ふじみのり)を試食させていただきました。「シャインマスカット」は香り高く、甘味が上品。まだ木が若いので、少々小ぶりですが数年後が楽しみです。「藤稔」は大粒で瑞々しいものでした。実が柔らかく、水分をたっぷりたくわえています。今回はまだ小さな物でしたが大きな物が出来た時には写真を載せてご紹介します。お楽しみに。


お向かい同士のぶどう園さんですが、巨峰以外のぶどうには其々力を入れているものが違っているのが面白いと思いました。試食をしてお好みを見つけるのはもちろん大事なことでしょうが、園の方にお話を聞いていると愛情を注いで新しい品種にもチャレンジしていることが良くわかります。
また、同じ巨峰でも関東地方とは土壌や気候の差からなのか「知多半島の巨峰」は特に甘いんだそうですよ。

地方発送も1kgから組合独自の美しい化粧箱に入れて送られます。
夏の贈り物に必ず喜ばれるでしょう。


さて、先程の「マルトミぶどう園」「阿知波ぶどう園」をもう少し進んで行くと「大西ぶどう園」が見えてきました。(電話:0562-83-0547)

こちらでは「種無し巨峰」と「ピオーネ」が人気だそうです。



直売所内はこんな様子です。
品種別に美味しそうに並んでいます。

毎年の常連さんらしきお客様もたくさんいらっしゃいます。地方発送も毎日ひっきりなしに注文が来ています。
ここ、東浦のぶどうが日本各地に送られて喜ばれているのは嬉しいことですね。



各園、手作りのカワイイ看板で今の旬のぶどうの案内が出ています。
ここでも、また初めて見る品種がありました。嬉しいのは、どの園へおじゃましても試食が置いてあることです。
巨峰は食べたことありますが、ちゃんと試食があります。もちろん、新品種については甘味、酸味、食感、瑞々しさなどがわからないので嬉しいサービスです。


さて、こちらは「水幸ぶどう園」です。
(電話:0562-83-9447)
知多半島道路の東浦知多IC下車後、信号を左折し「緒川相生」交差点を右折してしばらく走ると右手に見えてきます。
道路は大変見通しが良いので、こちらの看板が遠くからも良く見えます。

私が興味を持ったのが、このぶどう。
ネーミングが素敵なんです。その名も「マニキュアフィンガー」…確かに赤いマニキュアを施した美しい指先のようです。そして、お味と食感も他のぶどうとは全く違うものでした。リンゴのような風味を持った、食感もサックリとしたニューフェイスです。



最近人気があるのが写真左の「オリンピア」という品種です。巨峰に比べて上品な甘さでした。
そして、直売所で買うからこそのお買い得品がほんの少し傷があったり、粒の大きさが不揃いだったりする2等品のものです。(写真中)うちで食べるなら、味は全く位置1等品のものと変わらないのでお値打ちなのでお勧めです。

夏の青く澄んだ空と、ぶどう畑の緑がとてもきれいでした。
今回ご紹介しているぶどう狩りグループでは、バーベキューが出来る園があります。
道具、食材などは全て持ち込みとなりますし、ごみなどの処理も各自でお願いしていますがこんな青空の下で食べ放題のぶどう狩り&バーベキューが楽しめるのは魅力的ですよね。水幸ぶどう園もバーベキューOKです。詳しくは、各園へお電話して下さい。


お次のぶどう園をご紹介しましょう。
こちらは、「マル禎ぶどう園」です。
(電話:0562-83-0624)

JR武豊線の「尾張森岡駅」の近くにあります。駅を目指して、国道366号線沿いを走っていると見つけられます。

写真の直売所は今年リニューアルしたばかりでとてもきれいでした。



リニューアルされたばかりの店内は明るくキレイです。
こちらでも、「ハニーヴィーナス」や「ハニーシードレス」など初めて見るぶどうがありました。

マル禎ぶどう園さんは、ぶどう狩りが出来るのは土日だけになりますので、平日は受付できませんのでご了承くださいね。
右の写真で見えている道路が国道366号線です。この道を渡るとすぐにJR武豊線の「尾張森岡駅」です。


さあ、いよいよ最後にご紹介するのが「浜島ぶどう園」です。(電話:0562-83-1632)

東浦知多ICを下車したら信号を左折し、直進します。そして、「緒川相生」交差点を左折し、「下申間」三叉路を右方向へ入ってすぐを再度右に入っていきます。「浜島ぶどう園」の案内が所々に立っているのを目印にお越しください。



浜島ぶどう園さんでも、名古屋の幼稚園から可愛いお客様がぶどう狩り体験を楽しんでいる様子に遭遇しました。
中には、「巨峰を初めて食べた!」と興奮して話している子もいました。
自分が狙いを定めたぶどうの下に踏み台を持っていき、先生方の助けを借りながら初めての体験。どの子も目が輝いていました。
もちろん、敷物をお借りすることが出来るのでぶどう棚の下でゆっくり甘いぶどうを堪能することができるんです。
炎天下、もちろん暑いですがぶどう棚があるだけで随分違います。でも、熱中症対策に飲み物と帽子、タオルなどは必ず持参して下さいね。


水道の設備も整っています。
バケツの貸し出しもしていただけるので、水を汲んでもぎたてのぶどうの表面をそっと洗って、口に入れてみて下さい。



美味しいぶどうの見つけ方と、ぶどうの保存方法をご紹介しておきましょう。

ぶどうは、一本の樹から四方に枝が伸びています。まずは幹から枝をつたって先端の方へ。樹の先端から色づいて熟れていくので、ねらい目は枝の先端です。
お目当てを決めたら、そっと袋の下側を開けてみましょう。ここでも枝に近い実よりも地面に近い先端の実が先に熟れるそうです。つまり、枝近くの軸に近い実が色づいていたら美味しいぶどうなんです。


表面に付着した白っぽい粉状のブルームについては最初に書きましたので、その他の美味しいぶどうの秘密です。

・果実が熟せば種も一緒に熟していく為、種が茶色っぽくなったものは甘味が強く、美味しいぶどうです。
・直売所のぶどうは新鮮なので大丈夫ですが、スーパーなどで買うときのワンポイントアドバイス。
 ぶどうの軸が緑色で切り口が新しいものは新鮮で瑞々しい美味しいぶどうなんです。よく見て下さいね。
・一粒一粒を見ても、粒の付け根までしっかり色づいているぶどうが甘味たっぷりの美味しいもの。
 付け根近くがまだ色が薄いと熟し切っていないので酸味を感じます。


ぶどうの保存方法は、冷蔵庫の野菜室に入れて保存して下さいね。紙袋にぶどうを入れ、さらに野菜保存袋に入れて密封すれば10日間も保存できるそうです。

直売所で購入すると、このように紙袋にいれていただけます。

また、粒に軸を残して切り分け、タッパーなどの容器に入れて冷凍庫で凍らせて保存すると、シャーベット状のぶどうを楽しむことができます。よく、軸から外してしまって凍らせることがありますが、これは果汁が漏れてしまい、甘味が減ってしまうそうです。


本日の6件のぶどう園では、ぶどう狩り期間中は無休です。(マル禎ぶどう園さんはぶどう狩りに関しては土日のみになります。直売は毎日あり。)
バーベキューについては、行く前に各園へ電話でお問い合わせしてくださいね。
あと、当たり前ですがアウトドアのお楽しみなので雨天の場合も一度ご相談下さい。
団体さんが入る園もありますので、事前に予約しておくと安心かもしれませんね。もちろん、空いていれば当日受付でぶどう狩りすることもできます。
「東浦森岡ぶどう組合」のホームページを是非ご覧ください。ぶどうの種類や旬の期間から各ぶどう園の詳細が案内されています。クーポンもありますよ。

夏の終わりと言うと、なんだか少し淋しい気持ちになりますが、今日は一つ楽しみを見つけたようなウキウキした気分で帰ってきました。楽しめる期間は短いのですが、行く夏を目一杯楽しむには最高の場所でした。
以上、知多半島ナビでした。


名称東浦森岡ぶどう組合ぶどう狩りグループ
ひらがな読みひがしうらもりおかぶどうくみあいぶどうがりぐるーぷ
住所愛知県知多郡東浦町森岡南陽一区 を中心にあります。
ホームページwww.hm-grape.com
営業時間8/21~9月下旬の9:00~17:00 (終了日については各園へお問い合わせください。)
休日期間中無休。 
駐車場各園ホームページをご覧ください。
予算/料金について大人1,500円、子供1,000円、幼児(4歳以上)600円
団体割引20名以上で大人100円引き、子供50円引きになります。
タグ果物狩り
行き方本文中の各ぶどう園紹介欄に記載しています。
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