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六火祭 ロケット花火大会 in 内海

5万発のロケット花火が、夜空を白く照らす姿は圧巻。

内海 小桝海岸では、六火祭が開催されます。毎年恒例になったこのイベント、5万発のロケット花火が打上げられ、夜空を白く照らします。その様はまさに圧巻。今年からは手筒花火も登場し、イベントを盛上げます。午後1時からはじまる六火祭では、DJ パフォーマンス、ライブ、ダンス、ファッションショーなど、盛りだくさんのプログラムが用意されています。夏の海を楽しみましょう。夏の夜はやっぱり花火でしょう。

夏と言えば、海と花火。底抜けに楽しいイベントが今年も始まりました。

2008年夏にスタートしたイベント。年を重ねる毎に、打上げ本数も増えています。2013年からは手筒花火も登場。
内海の夏を盛上げる、盛大なイベントとなりました。イベントのメインである打上げだけではなく、昼間にも音楽とダンスのパフォーマンスで、会場である小桝海岸をおおいに湧かせます。

当日は朝から花火師があちらこちらから集結します。朝のミーティングからすでにやる気満々。熱い一日がはじまります。

打合せの後は、それぞれ仕込みに移ります。

この日用意されたロケット花火は、その数6万本。1本づつセッティングされて行きます。
打上げ台は、こんな感じ。網に1本1本立てられ、着火は下にある花火。打上げプログラムによって、いくつかのパターンがつくられます。和気藹々と進行中。
イベントの要、サウンドシステムも組上げられ、レゲエの心地よいリズムが響いてきます。
楽器のスタンバイも完了。ここだけの話、結構難しい楽器なんですよ、パーカッション。手も痛いし…。

本番に向けて、練習に余念がありません。雅女衆と呼ばれる彼女達。ロケット花火点火前の重要なパフォーマーなんですよ。
このイベントの親方、近藤氏。ファイアーダンサーとしても活躍しています。多忙極まる中、ちょっと練習。
ダンサーもサウンドチェックをかねて、最終リハーサル。

おまちかね、六火祭のスタートです。

六火祭のオープニングは午後1時。
この日も、天気は快晴。因にまだ一度も雨に降られた事はありません。真夏の強烈な日射しの中、会場では、準備も一通り終わり、花火師達は円陣を組み気合いを込めます。1年間待ちに待ったイベントのスタートです。


イベントのMC は、名古屋が誇るDJ、YO! YO! YOSUKE。熱い夏のイベントを軽快なトークで進行してくれます。
ロックスターでは、ありません。
南知多町長、石黒和彦氏による、開会宣言です。
暑い夏の一日、これから徐々に盛り上がっていきます。最高の夜に向けて。

歌あり、ダンスあり、ファッションショーありの真夏の野外フェス。



時間とともに、観客も一体となって盛り上がってきました。

海岸のイベントだけに、水着のお客さんの多い事…。砂浜ではBBQを楽しむ人々もたくさんいました。それぞれが海岸の夏フェスを自分のスタイルで楽しんでいました。
この日、何気に大活躍したのが、これ。もう一つ、スプリンクラーの活躍も見逃せません。大人になっても、水遊びはやめられません…。

会場内では、いろんなブースが立ち並びます。収益の一部は、東北の震災復興の為に寄付されます。
フードコートは会場の駐車場の一画に。
お約束の品々が並びます。かき氷は夏フェスの必需品か。勿論ビールもね。

異常に盛り上がったコーナーとは…。

3時をすぎた頃、ダンスショーの合間になにやら楽しげなコーナーが始まりましたよ。
ステージ上にはテーブルが。
歓声のもと始まったのが、毎年恒例となった、花火師の頂点(腕力のね。)を決める、「腕相撲大会」。
花火師のプライドが火花をちらす。
頂点を勝ち取ったオトコには、観客からの賞賛の拍手があたえられます。賞品?そんなものありませんでした。
夕方、会場は再び異様な熱気につつまれます。華やかなモデル達による、水着のファッションショー。
これは、盛り上がらない訳ないコーナーですね。野外イベントならではの開放感です。彼女達はこの後の大乱舞にも登場です。

砂浜では、着々と打上げに向けて準備が進んでいました。

朝から組上げた発射台を、砂浜に移動させます。
あらかじめ決められた、満ち潮で波を被らない位置に設置します。

陽も西に傾き始め、そろそろ火祭りが始まります。

夕陽が射し込み始めるなか、まだまだステージではパフォーマンスが続きます。
美しい夕陽。花火師も写真におさめていました。
これから訪れる、荒れ狂う火の祭典までのほんの一時。
夕陽も落ち、いい感じの時間帯になってきました。ここからは夜の部が始まります。
日没とともに、火が登場。ファイアーダンスショーが始まります。

ファイアー。緊張が走ります。



ファイアーダンスショーの後は、大乱舞。会場の小桝公園はダンスホールへと変わります。
花火師達もステージにあがり、観客を煽ります。
ファッションショーを盛上げたモデル達もステージ上へ。
どうですか、この盛り上がり具合。感動の一体感です。

その時はやってきた。その前に、サプライズなゲストが…。

点火式の前、あの曲と共に派手なパフォーマンスで登場したこの人…。
電撃ネットワークのギュウゾーさんです。
この日の為に、一昨日の大阪サマーソニックスから駆けつけてくれました。本人曰く「数年前から気になっていたイベントだった。今日は花火師として参加しました」。
ステージからおりて、間近でお約束のサソリを披露。
たじろぐ観客。

点火式は、サマソニでも出来なかった、あの方法で。
口にくわえたのは…。
ロケット花火。くれぐれも真似しないようにね。

点火された松明は、雅女衆の待つ海岸へ。
海岸が神秘的な火に照らされます。
松明のパフォーマンスがはじまります。見事な火の輪が続きます。
2013年からはじまった、手筒花火。
この日の為に、2本の花火が花火師の手によって作られました。
ロケット花火に点火です。ヒューヒューと風を斬る音と共に幾すじものロケット花火が打ち上がります。

真っ暗な夜の海岸が、真っ白い光につつまれます。
花火師と比べて見ると、その規模がわかりますね。

風向きによって、真上に上がらない事もあります。今年は風もほとんどなく、綺麗にまっすぐに打ち上がりました。
文章では、上手く言い表せないくらいの状景です。
ぜひ、直接体験する事をお勧めします。
打ち上げ花火とは全く違った感動が、ここにあります。
花火師達は、こんな火の中で頑張っています。ゴーグル、法被、タオルなどで安全には気をつけていても、やけどはしょうがないとの事。
やめられない気持ち、わかる気がします。
年に一度のお楽しみ会。

花火の種類と、打ち上げ台によって、上がり方が違います。
風向きによって、見え方が随分違います。風下では、煙のほうが多くなってちょっとみ難いみたいですよ。
遠くから見ると、まさに火のかたまり。
ロケット花火は20分程の打上げになります。

感動のフィナーレ。みんなでバンザイ。
手筒花火の二人。今年の花火は、60002発。
イベント終了後は、みんなでゴミ拾い。

今年も、無事に楽しく六火祭は終了しました。感動をありがとうございました。
また来年、楽しみましょう。
夏はやっぱり、花火ですね。

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