こんにちは、知多半島ナビです。 常滑は1000年つづく歴史のある、やきものの産地です。 「やきもの散歩道」では、煙突や窯、路地の土留めに使われた土管や焼酎瓶など、ここ常滑でしか見られない景色に出会えます。 趣のある町並みを歩いて、どこかレトロな空間にタイムスリップしてみてはいかがでしょうか。 |
やきもの散歩道の魅力 |
やきもの散歩道はAコース(1.6km)とBコース(4km)の2コースがあります。 曲がりくねった路地に点在する、お店や風景。次の角を曲がれば、何かが… 歩き進めるたびに変わる、常滑らしい常滑焼のある風景に胸が踊ります。 今回のページはAコースの魅力をご紹介したいと思います。 |
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1、やきもの散歩道の見守り猫「とこにゃん」と写真を撮ろう |
スタートの陶磁器会館から坂を登っていくとある、大きな招き猫。その名も「とこにゃん」。 後ろの住宅と比較してもらうとよく分かると思いますが、とにかく大きい。 やきもの散歩道のシンボルで、丘の上からいつも常滑の街を見守ってくれています。 ここはやきもの散歩道内でもオススメの撮影スポットで、一緒に撮影すれば「とこにゃん」からの大きな福がもらえるかもしれません。 |
2、散歩道の名物夫婦が営む「だんご茶屋」で人情に触れる |
路地を歩き進めていると、醤油のいい香りがしてきます。 街ゆく方々に「こんにちはー!」と元気に声をかけるのは、「だんご茶屋」のお父さん。 美味しいお団子とお二人の笑顔を見ていたら、ついつい長居をしてしまいます。 ゆっくり座ってくつろぐことができるので、みんなの憩いの場になっています。 |
3、常滑船の歴史を感じられる場所「廻船問屋 瀧田家」 |
でんでん坂を登ると見えてくるのは、「廻船問屋 瀧田家」。 江戸時代から廻船業を営んでいた瀧田家の住宅を復元したもので、生活道具や廻船に関する資料が展示されています。 愛知県ではここでしか見られない、菜種油を用いた灯火具の無尽灯(東芝の創立者である、からくり義衛門の発明)や知多半島を拠点にする船である尾州廻船に関する展示など、貴重な資料も見ることができます。 登ってきた坂がなぜ“でんでん坂”なのか気にしていると、廻船問屋を営んでいた瀧田家では、南の丘から湊に出入りする舟の様子を主人に伝えていたそうで、その丘を「伝の山…通称でんでん山」と呼んでおり、この坂は「でんでん坂」と名付けられたのだと聞きました。 昔を想像しながら歩くと、本当にタイムスリップしたかのような感覚になります。 |
4、常滑といえば、この景色。「土管坂」 |
明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶が左右の壁面をびっしり覆っている、常滑を代表する景色「土管坂」。 1000年の歴史を誇る“やきものの町”常滑では、陶器の破片を路面に敷いて滑り止めとして利用したりと、環境や風土に配慮した当時の人々の知恵と工夫により、このような常滑ならではの景観が作られてきました。 ふるさとの坂道30選にも選ばれており、この迫力ある景色を見に訪れる人が後を絶ちません。 |
5、常滑に唯一残る「登窯」 |
この登窯は、明治20年(1887年)に33名の窯仲間により開設され、昭和49年(1974年)1月まで使われていた常滑に残る唯一の登窯。 約20度の傾斜地に8つの焼成室を階段状に連ねた「連房式登窯」で、全長22m、最大幅9.6mと日本で現存する登窯としては最大級なのだそう。 窯をぐるりと一周すると、10本の煙突が見えます。両隅にいくに従って次第に高くなっている10本の煙突は、通気性を利用して窯の隅まで均一に焼けるようにと考えられたものなのだそうです。 昭和57年(1982年)に国指定重要有形文化財、平成19年(2007年)に近代化産業遺産に指定され、保存されています。 |
6、こだわりのものを暮布土屋通り(くらふとやどおり)で |
個性豊かなお店がギュッと集まったエリアが、ここ。その名も「暮布土屋通り(くらふとやどおり)」。 暮布土屋=クラフトという意味で、こだわりの陶器や雑貨など、そして食事までもが揃っている楽しい通りになっています。 ◎うどん・甘味 侘助 ◎パン工房 風舎 ◎design zakka studio35 ◎roten長屋 ◎Bistrot Cafe' 風 ◎Petit SORLE ◎暮布土工房 なみのこ 自分の好きなお店を見つけて、そのこだわりをぜひ感じて下さい。 |
7、いろいろな猫に出会う旅 |
やきもの散歩道を歩いていると、いろいろな猫ちゃんに出会えます。 招き猫から店長猫まで、あなたは何匹の猫ちゃんに出会えるでしょうか。 たくさん出会えた分だけ、もしかしたら幸せがやってくるかもしれません。できるだけたくさん出会いたくなっちゃいますね。 |
左写真の猫ちゃんは、Novelties T&Tさんの店長猫の「Necco Rogirl」。 営業で外回りに出かけることも多いそうなので、もしお店で出会えたらとってもラッキーみたいですよ。 そんな魅力いっぱいの常滑やきもの散歩道に、皆さん是非出かけてみてください。 以上、知多半島ナビでした。 |
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