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にざまつ・散歩道店 草もちカフェギャラリー

常滑のお菓子草餅とセンスある雑貨が並ぶカフェギャラリー

こんにちは、ジャパンナビです。今回ご紹介するのは、常滑市の人気スポットの一つ「やきもの散歩道」発着点からほど近くにある、にざまつ散歩道店です。代々常滑焼の窯元であった建物の一つを昭和61年よりカフェギャラリーにして、昔から自家製で作っていた「草餅」が単品でも買えて、お抹茶や珈琲セットメニュー、ランチもある隠れ家的なカフェギャラリーです。

1000年歴史陶都「とこなめ」は古くから大物容器の甕(かめ)が作られていました。にざまつ散歩道店はそんな工場(こうば)の外観を残したカフェギャラリーです。

にざまつ散歩道店です。常滑の焼き物工場に多かった黒いトタンぶきの建物が「カフェギャラリー」、左に見える小さな黒い建物はアウトレットの和洋風食器の売り場です。敷地内に駐車場があり、周りのあちこちに昔の焼かれた甕(かめ)等が多種置かれています。一見オブジェの様ですがこれらは買うこともできるんです。

にざまつ散歩道店へ行くには、車徒歩共に常滑市陶磁器会館を目指します。常滑駅から徒歩で10分弱、車でも常滑ICから約10分程にある、黒い3階建ての建物が会館です。やきもの散歩道の発着点でもあります。
会館前の陶磁器会館交差点を北方向へ曲がるとスグ道沿いにある黒壁平屋の建物がにざまつ散歩道店です。

道沿いから車でも徒歩でも、これがにざまつ散歩道店の敷地入口です。右にカフェギャラリー、左に小さい小屋のアウトレット売り場があります。やきもの散歩道が徒歩のみ周遊コースで約1時間なので、周る前や後で寄るにも絶好のロケーションにありますよ。

さあそれでは、カフェギャラリーから入ってみましょう。名物草餅でお茶したり、テイクアウトもできます。

車を止めて。あちこちにプランター植えがありますが、朝のモーニングサービスタイムのミニサラダに使われる食材でもあるそうです。
カフェギャラリーの入口は向かって左側になります。
名物となっている草餅のショーケースが入口脇にあります。2種類の草餅があり、1個100円(税別)から買えます。ギフト箱も用意されてますよ。
そのお隣に目に付いたのが、手作りによる和の花火。線香花火410円(税別)は、火玉の持ちが良いそうです。

席に付くと小さめのメニューブックが呼び鈴と一緒に置いてありました。
今日は取材なので草餅セット2種、380円のお抹茶と450円のコーヒーを頼んでみました。(税別)
セットには、草餅1個、ほとくれ餅、小梅が付きます。
コーヒーカップもお抹茶碗も手作り陶器で、風合いや形が全部微妙に違いがあり焼物の街のカフェならではです。

にざまつ自慢の手作り手詰めの草餅です。よもぎを練りこんだ生地の中に、あんこが入っています。味は上品なほのかな甘さでお土産用としても人気があります。1個1個生地が乾かないようにビニールで包んでありますからお家でも、差し上げても美味しく頂けます。

これは、ほとくれ餅。米粉と砂糖で柔らかく作られていて、茶色は黒糖になります。やはりにざまつで手作りされている、常滑や知多半島で昔からある餅菓子になります。
ごちそうさまでした。2種類とも美味しく頂きました。草餅セットには煎茶セット380円(税別)もあり、これらの草餅セットは営業時間中いつでもオーダーできます。

草餅はあんと生地が朝早くに作られ、お出しする際に草餅に仕上げます。あんは粒あんでもこしあんでもなく、「つぶしあん」と言う独自の製法だそうです。こしあんのような口当たりのなかに砕かれた粒がある、と言う舌触りです。生地は生米粉を蒸して、ついてよもぎと合わせて作るそうです。何代も前のお婆ちゃんの作り方と味をそのまま受け継いでいるとか。熱く体力勝負の窯焚きの職人さん達が一服の際に食べてきた郷土餅菓子です。

このように手で生地につぶしあんを入れ込んで草餅にします。生地を中に、あんを外にする見た目おはぎのようなタイプと2種類作ってますよ。
その2種類の草餅パック。化粧箱10個入りは1000円(税別)になります。

にざまつ散歩道店では「今日のOBANZAI」と言うお昼のランチもありますよ。11時から14時のメニューで、1000円(税別)です。※2名様から2日前までに要予約の場合あり


ランチメニュー以外にも色々ありますよ。おススメは「季節の野菜カレー・サラダ付き660円(税別)、ドリンク付きは860円(税別)。初夏からのかき氷も人気ですよ。

テーブル席を囲むようにある多種にわたる雑貨は、全て店長さんが見立てたもの。四季ごとにお勧めの内容に変わりますよ。

カフェギャラリーではテーブル席の周り一面に品種や素材を問わず様々な雑貨と焼物が置かれていますが、煩雑な感覚がなくてそれこそギャラリー。まるで雑貨のアートの中でお茶や食事が楽しめる空間演出になっています。でもそれぞれ買える商品なんですよ。

壁側には手作り陶器のカップ類が、棚上には籐のバッグが。
手作り陶器の風水招き猫も。1500円ぐらいです。
カップや雑貨の間には、のん気な子たちが所々にいます。380円ぐらい。
常滑は招き猫の街でもあるので、猫モチーフの雑貨が結構置いてあります。

帽子作家さんによる世界で一つだけの帽子なんてどうですか。
ギャラリーの照明にもなっているランプ型のシェード。
懐紙(かいし)はお茶席のたしなみ用品ですが、柔らかい感じのイラストが可愛いですよ。お口を拭く、器についた口紅を拭く、残り物を包むなど、どんな席でも女性を引き立てる小技かも。
棚の四角いものは、窓の外などに吊るす虫よけ用ケースです。これに入れておくと玄関の下駄箱の上も、キッチンの小窓前などにのおしゃれに虫よけできますね。人気あり1800円ぐらい。

私も草餅で一服したところで、敷地向いにあるアウトレットの小屋へ行ってみます。敷地には窯屋さんならではのものが置いてありますよ。

常滑焼の中でも大物を焼いていた窯屋のにざまつさんらしいものが外の敷地内に積んでありました。右奥の水甕(みずがめ)などを窯の中で焼くための陶製の台等です。炎を浴び続けた台は焼かれたことによる何とも言えない風合いがあります。これも買えますよ。植木鉢やフラワーベースを円筒形のもに入れると緑が映えるおしゃれな植木などになりそうです。

アウトレットコーナーの黒板壁の小屋へ入ってみましょう。この中には和洋問わず普段使いによさそうな器が揃ってますよ。しかも全品国産品ですから安心して使ってもらえます。無くなり次第終了のアイテムも多いのでその時々で良いと思われたら買いではないでしょうか。

入口から見た内観です。基本は陶製の器類になりますが、安くてもちろん使用に問題はナシです。
ミッキーとミニーのミニトレイ200円ぐらい。
直火やオーブンでもOKな手つきのミニ角浅鉢115円ぐらい。
寸胴型の土鍋。キャンプや庭先でのホームバーベキューでカレーやシチューなんてどうでしょう。陶器製の鍋などは遠赤効果もあって角が取れたようなまろやかな味わいが期待できます。土鍋小1300円ぐらい。

にざまつ散歩道店さんはいかがでしたか。古い窯屋さんの建物の雰囲気を外観に残して、中はとてもおしゃれな空間になっているお店でした。何代も受け継いだ草餅の味も楽しめて、店長さん直接見立ての雑貨の数々がカフェ空間の演出にもなっている素敵なお店です。

皆様、ぜひ一度は常滑の「にざまつ散歩道店」へ。

以上、知多半島ナビでした。

名称にざまつ・散歩道店 草もちカフェギャラリー
ひらがな読みにざまつさんぽみちてんくさもちかふぇぎゃらりー
住所愛知県常滑市原松町5-67
電話番号0569352644
予算(モーニング)360円
予算(ランチ)1,000円
営業時間8:30~17:00
休日無休 
駐車場店舗敷地内約10台
予算/料金について飲食メニュー及び商品は全て税別表示
草餅抹茶セット:380円(営業時間中)
タグ古くて新しい焼き物文化を味わう
行き方(詳細)電車の場合/名古屋鉄道新名古屋駅より中部国際空港・常滑行き乗車、常滑駅下車。改札前コンコース通り片側2車線の道路へ出て左へ直進。陶磁器会館交差点を左折、スグ右斜め道向いにあり。常滑駅より徒歩約10分。※通過列車もあり要確認。
車の場合/名古屋高速大高ICより知多半島道路へ、半田中央JCからセントレアライン中部国際空港方面へ、常滑ICを左側へ降りコンビニがある交差点を右折し直進。陶磁器会館交差点を右折してスグ右側にあり。大高ICから約30分(道路事情により変動)
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みんなのクチコミ

ehara ( 2014-08-09 12:23:13 )

美味しそうな草もち。常滑のセラモールで食べた覚えがあります。この店の方にも今度行きます。







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