こんにちは、知多半島ナビです。今日ご紹介するのは、「アトリエぜんきゅう」。生まれ育ったここ、内海から多くの作品を輩出し続けている、にわぜんきゅうさんのアトリエです。「石の鳥」や流木を使った造形、砂絵などの作品をはじめ、おじぞうさんをモチーフとした、優しく心和む絵画が展示されています。 |
物静かな「利屋郷」の街中にアトリエはあります。 |
ギャラリーの中に入ってみましょう。 |
天井の高い、古民家風なギャラリーには、たくさんの作品が展示してあります。 心和むデザインだけではなく、心に響く一言がそえられています。作品一つ一つが優しく語りかけてくる気がしますね。 テーブルの上には、ぜんきゅさんの活動記録が残されていました。みんな嬉しそうな写真ばかりです。 |
ギャラリーの隣にはこんな雑貨も。 |
作品は本にもなっています。 |
ぜんきゅうさんの代表作と言えば、「石の鳥」。生まれ育った内海の海岸で拾った小石に、命を吹き込みます。 |
人生は七転び八起き。ほっとなごむ絵と、心に響くやさしい言葉でぜんきゅうさんが、人生にエールを贈ってくれます。読めば元気がでる絵本です。 |
見ているだけでも癒されるお地蔵さん。そんなお地蔵さんを描く為の手ほどきをしてくれる本です。因にぜんきゅうさんの代表作とも言えるお地蔵さん。ケアハウスのお年寄りとのふれあいの中から誕生したそうです。 |
見る人みんなの心がほっとなごむ絵で、般若心経をやさしく解説した本です。お父様からいただいた「般若心経」がこの作品を生み出すきっかけになったとか。 |
ぜんきゅうさんの作品は、街のあちらこちらでみられます。 |
南知多町観光協会のポスターです。2013年春夏用。 夏と言えば海。ちょっと懐かしい、ほのぼのとした雰囲気ですね。 |
こちらも南知多町観光協会のポスターです。2013年秋冬用。 南知多名産の、海の幸、山の幸が七福神と共に描かれています。 |
アトリエのある、利屋地区で展開される町づくりの一環である「利屋郷プロジェクト」の看板。 |
利屋郷では、みかんや古代米を作っています。収穫したみかんはぜんきゅうさんのデザインによる箱に詰められて出荷されます。 |
内海の女将会イメージキャラクター「小平治君」。幕末の頃活躍した、内海の豪商「前野小平治」にちなみます。埋蔵金伝説が有名ですね。 |
知多四国霊場開創200年を記念して作られたポスター。 |
その時の、記念品です。キャラクターは、「ナムちゃん」。 |
各地で、講演や教室もひらかれています。 |
いろんな場所で、講演や教室がひらかれています。毎週老人ホームを訪れたり、小学校での講演、体験会と忙しくあちらこちらを飛び歩いています。 |
今日は、アトリエで来年の干支づくり。各地から訪れるお客さんの中には、リピーターも多いです。和気藹々とした中、作品作りで盛り上がっていました。 |
小学校の頃以来、工作なんてしたことない って人も、作業をはじめると楽しくてしょうがないとの事。老人ホームでは、毎週ぜんきゅうさんが来るのを心待ちにしている老人がいっぱいいる事も頷けますね。 |
本日の作品は、これでした。紙粘土で型を造り、着色。パーツをとりつけ、思い思いの言葉をいれて完成です。 |
優しい人柄が、作品に現れていますね。 |
1991年、故郷である内海に戻られ、アトリエを創設、創作活動をはじめました。海岸で出会ったた小石や流木をつかい、それらに命を吹き込む。砂浜に打ち寄せられた、角の取れた丸い小石に目とくちばしを付けただけのシンプルな鳥が、ちょこんと木にとまる様子は多くの人々を癒してくれます。 もう一つの代表作の「お地蔵さん」。これは老人達とのふれあいの中、自然に生まれたといいます。老人ホームのお年寄りの、まるで子供の様な純真無垢な感動に、ぜんきゅうさん自ら教えられた事もたくさんあり、それらがかたちになって表されたのが今日の作品の数々なのでしょうか。いつも「ありがとうの心」を忘れない、そんな優しい人柄が伝わってくる、心和むぜんきゅうさんの作品でした。 |
ギャラリーへの道のりは。 |
名称 | アトリエ ぜんきゅう |
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ひらがな読み | あとりえ ぜんきゅう |
住所 | 愛知県知多郡南知多町内海北向55-3 |
ホームページ | http://nande.com/zenkyu/index.htm |
電話番号 | 0569-62-2967 |
FAX | 0569-62-2968 |
営業時間 | 10:00〜17:00 |
休日 | 月曜日 |
タグ | 農産物直売 |
行き方(詳細) | 車の場合/知多半島道路南知多IC下車、県道52号線を内海方面へ。「内海」信号先200mを左折。100mに駐車場あり。 電車の場合/名鉄知多新線「内海駅」下車1km。 |
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