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morrina(モリーナ)

常滑の作家物を集めた「器」のセレクトショップ。

こんにちは、知多半島ナビです。散歩道の途中でみつけた、素敵な「常滑焼」のお店のご紹介です。 うつわ好きのオーナーさんのお話も、お楽しみ下さいね。

”THE TOKONAME”という風景の中にあるお店の様子からどうぞ。

お店の入口がよくわかるアングルでパチリ!
「やきもの散歩道Aコース」の途中にあります。
やきもの散歩道マップは陶磁器会館や、近くのお店で手に入れておきましょう。

風情のある建物は、明治時代の土管工場だったものを利用しています。常滑を歩いていると、古民家をリメイクしたカフェなどもみかけますよね。
外観はタイムスリップしたような世界で、一歩中に入るとオシャレな空間が広がっている…このギャップもキュン♡とします。



「やきもの散歩道マップ」の案内板⑱から⑲へ向かっていく道(写真左上)です。雰囲気のある散歩道ですよ。
この写真の一番向こうに見えている黒い木造の建物がお店ですよ。近づいていくと、タイムスリップ感満載のお店を発見しました。(写真中)

もちろん、せっかく常滑に来たのですからマップの通りに歩くのがお勧めではあるんですが…「morrina」さんへ来るには超近道があるんです。ご紹介しておきましょうね。
お車の場合には「陶磁器会館」か「やきもの散歩道大駐車場」に停めるでしょう? 是非、「やきもの散歩道大駐車場」へ停めて下さい。そして、やさい村の脇道を散歩道を⑲の案内板から逆走するように覗いてみるとすぐに左手が「morrina」さんです。


店内には常滑の作家さんが、愛情込めて製作した器がたくさん並んでいます。


約20名の作家さんの作品が綺麗にディスプレーされています。まさに、「メイド イン 常滑」の美術館のようでした。
オーナーの杉江さんから焼き物の事や常滑の歴史、先人たちへの想いや未来への情熱など、たくさんお話を聞かせてもらいましたよ。少しずつ、紹介していきます。

美術品や、有名作家の作品を普段に使用するのは勇気がいると思います。(あまりいないでしょうね…笑)しかし、最近では手づくりの器でも日常使いを意識したものづくりに励む作り手さんも随分と増えてきました。

morrinaの店内に並んでいる器は、そんな暮らしの中でどんどん使っていける気負わない器たちです。「有名作家が作ったから、いいモノ」ではなく、使い手さんの感性で自身の暮らしに合う器と出会って貰いたいとの想いから、オーナーがセレクトしたこだわりの器たちです。

ただ道具として使うモノは、知らず知らずのうちに雑に扱ってしまいがち、「わぁ~♪これ、素敵♫!!」と大切にしたくなる器との出会いを通して、人とモノとの付き合い方のこれからを提案していきたい。お気に入りの器が暮らしに入ってきた時の素敵な変化を感じて欲しいんです。
「大切にしたくなる器との出会い」そして、その器がくれる小さな小さな緊張感がモノへの愛情や生活のスパイス的な役割をしてくれるようですね。

さあ、このようなお話はまだまだあります。
「耳より情報」はところどころに入れていきますので、お楽しみに。


ここからは、店内で見つけた「ちょっとイイもの」をどんどんご覧にいれましょうね。

はじめにご紹介するのは、この白い急須。
白く「化粧」が施された丸いフォルムが可愛いな~と思って手に取ってみたくなりました。化粧の薄い部分を見てもわかるように、蓋を取って内側を見ると紫がかった土の色でした。綺麗でした。

蓋にポチっとしたつまみが付いていませんね。
安心して下さい、蓋のヘリが深めの造りになっているので安定しているんです。そして、片手でお茶を出す時にも淹れやすくなっています。


おつぎも、急須ですよ~♪
「この形が薄くて面白い!」ところと、「うっすらとぼかしがかかったような色」に惹かれました。

本体と蓋の色の部分をきっちり合わせる程、ぴったりする作りなんですって!技術面、芸術面のどちらも持ち合わせた急須でした。


あ、これも蓋のつまみがないタイプですね。まるで、鉄製のような風合いが素敵!
手作りなので当然なんでしょうが、模様の色合いが一つ一つ違うんですよね。
麺つゆや、ドレッシングを注ぐのに使えそうな器です。注ぎ口が使いやすそうです。

常滑焼の焼き物だけでなく、「暮らしの道具」ということで日本各地の工芸品的なキッチン用品なども並んでいます。

生活の中で「器」の出番が一番多い場面は、当然キッチンですよね。つまり、「器」と一緒に活躍する道具も一緒に並べてあるということですね。

左の写真は、広島の「宮島工芸製作所」のものです。
広島は、杓子、しゃもじの産地。
材質は「サクラ」です。
特徴は堅くキメが細かいため、水気を多く含むご飯にも長く使用できる優れものなんですって。ちなみに、そっと触れてみるとスベスベの気持ち良い手触りでした。



茶道の道具も「器」と同じ場所に展示されています。素敵な茶碗と一緒に、周りの道具も一新なんていかがですか?
また、すり鉢にぴったりな「すりこぎ」も大小さまざま並んでいました。この「すりこぎ」は栃木の「本山椒すりこぎ」です。山椒の皮には解毒作用があり、古くからすりこぎとして使用されてきたのだそうです。

そして、この「木」の製品でどうしても持ち帰りたくなったものが下の写真の箸置きなんです。


まるで、本物のレンコンかと見間違えるような箸置き!リアルさがありながら竹の手触りの良さが何とも言えない小さな作品。家族の人数分お買い上げ~でした。
レンコンだけじゃなく、オクラもありますよ。
箸も使い良さそうです。
これらは、京都「高野竹工」のもので、「使い手の所作を育て、美しく見えるための箸作り」をコンセプトに、素材の魅力を活かすモノ作りをしています。


まだまだ、気になるものがあります。
実は、上の写真のシリーズ(作家名:堀田憲児)は一目惚れでして…。私、取材前に何度か伺った際に、マグカップとご飯茶碗を購入済みなんです。
常滑の自然の土の魅力を生かして作る伝統的な「練りこみ」という製法です。ロクロの上で数種類の色の粘土を混ぜながら素早く作品に引き上げ、彫刻刀で堀を入れて表情を作っているんです。

おまけに、このシリーズは強度があるので、電子レンジ、食洗機にも使用できます。
まさに、気に入って買った「ちょっぴり緊張感をもって扱う普段使いの器」になっていますよ。

全ての器について丁寧な説明があるので、使用方法や注意などもしっかり理解してから購入できるのも安心です。



中には、平安時代の常滑焼(非売品)が普通に並んでいました。「山茶碗」という当時の生活雑器だそうです。
平安時代って…本当に美術館のようじゃありませんか?!
「この頃より常滑では用途の為の器を作り続けています。」という説明書きが添えてありました。

下の写真を見ると、現代の作家の作品と一緒にディスプレーされています。
さて、この年代物の器が何故…ここに並んでいるのでしょう。ここにも、ちょっとしたお話が隠れています。

下の写真で説明しましょうね。



洋食は料理の始めから終りまで、同じような色や手触りの器で揃うことが多いでしょう。コース料理を思い浮かべてみるとわかりますね。統一感を美しさと考える文化を感じます。
一方の和食ですが、こちらは季節感、料理の色味、温度などによって器の材質、形、手触りまで料理に合わせて変えて器を変えていきます。お茶の世界でも、お茶をいただいた後には器の鑑賞がありますね… 器が席や料理に合わせて変化するので鑑賞という文化が生まれます。これが、「和」の文化。

だからと言って、どの器でもいいのではなく全体の「調和」が大切なんですって。

この写真も全体を見ると、落ち着いた色調と比較的古い技法の常滑焼という共通点で見事に調和がとれています。
また作家や産地、そして時代が異なっても「自分の感性で選んだ器」はどれも食卓の上で自然と調和するんです。
「和」の文化は「調和」をにすることが大切だと教わりました。




ディスプレーにも工夫が散りばめられていました。
器がならべられている机…よーく見るとリサイクルで出来ているんです。
知恵と工夫…ですね!


大きなテーブルは、木箱を積んで上に板を乗せた作りのリデザインテーブルなんです。照明の感じ、ディスプレーのセンスなどが手伝ってか、一見では気が付きませんでした。(というか、お話を伺うまで全く気づきませんでした…。)
大きい素敵なテーブルだと思ったら、下を覗くと木箱!でびっくり。
しかし、これがまた「雰囲気」を醸し出すのに一役買っているようです。


2階にはギャラリースペースがあります。
不定期に展示がされるので、Facebookでのお知らせを楽しみにお待ちくださいね。
今回は、展示のない状態で見せてもらっていますが…ここでもよく見ると、置いてある素敵な家具は殆どがこの街で使用されなくなったモノをリデザインしたものでした。



「常滑」の歴史、焼き物、暮らしの工夫…「器」を購入の際には、是非お話をしてみて下さいね。
きっと、素敵なヒントがいただけますよ~♪



オーナーの杉江さんが、柔和な雰囲気でお客様にお声掛けしている姿を常に見かけます。私が質問することにも、丁寧に答えて下さいました。
常滑焼の伝統を守りながらも新しいものに挑戦する「作り手」さんと、実際に使用する私達との暮らしを繋ぐように、わかりやすく丁寧に説明して下さいます。
まだまだ耳より情報をお届けしたいのですが…ここではスペースが足りませんね。
「是非、お気に入りの器を見つけて欲しいんです。」とのことなので、一度ゆっくり「常滑焼」の世界に浸ってお気に入りを探してみてくださいね。そして、耳より情報をゲットして下さい。(笑)

技法と時代で分けて展示する…これが、テーブル全体を見た時にしっかり調和がとれていることがよくわかりました。
「作家ものだからと気負わず、自然と暮らしに溶け込む器を集めています。」と話す姿は常滑焼への愛情がいっぱいでした。

以上、知多半島ナビでした。


名称morrina(モリーナ)
ひらがな読みもりーな
住所愛知県常滑市栄町7-3
ホームページFacebookに情報が掲載されますので、そちらをご覧ください。
電話番号0569-34-6566
FAX0569-34-6566
営業時間10:00~17:00
休日水曜日 
駐車場やきもの散歩道大駐車場をご利用下さい。
タグ工芸品・民芸品 | 常滑焼
行き方(詳細)電車の場合/名鉄常滑線「常滑駅」下車、徒歩約10分、陶磁器会館前交差点を南に約250m程進み、やさい村手前の道を進むと左手にあります。
車の場合/知多半島道路からセントレアラインに入り、「常滑IC」で下車、約5分で「陶磁器会館前」交差点、左折して約250mで「やきもの散歩道駐車場」。(平日は無料、土日祝は500円)
行き方電車の場合/名鉄常滑線「常滑駅」下車、徒歩約10分、陶磁器会館前交差点を南に約250m程進み、やさい村手前の道を進むと左手にあります。
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