こんにちは、知多半島ナビです。今日ご紹介するのは、内海にある「グランジュテ」さんです。夏は海水浴でにぎわう街ですが、一歩奥に入れば、あちらこちらに古い民家が残されています。そんな古民家を、雑貨・カフェとして蘇らせたのが、ここ「グランジュテ」です。懐かしい雰囲気のもと、ゆったりと過ごしてみては、いかがでしょうか?正直、和みます。 |
内海と言えば、夏。 |
内海と言えば、夏を連想する事が多いでしょう。シーズンになれば数十万人の海水浴客で海岸はあふれます。 明治時代後半、潮湯治の場として紹介されて以来、海水浴場が整備され、多くの人がここを訪れるようになりました。昭和の頃は、まさに「芋洗い状態」だったと聞きます。 時が流れるにつれ、遊びの形態も変化し、今では音楽やスポーツのイベントも多く行われています。 |
昔は、海運業の街として栄えました。 |
江戸末期の頃より、尾州廻船とよばれる船を使った海運業が盛んでした。当時の船主だ建てた古いお屋敷も、多く残ります。写真は、大船主だった「内田家」のお屋敷です。勿論観覧できますよ。 |
多くの船乗り達が住んだ街ならではの、船を使った祭礼も残っています。これは、9月に行われる「神楽船まつり」です。 |
街中には、まだまだ古い民家が多く残っています。 |
一歩街中に踏み込むと、あちらこちらに時代を感じる建物が残っています。 今回ご紹介する、グランジュテもそんな古い民家の一つです。この辺りは、海岸通りからほんの1本、奥に入った小道沿いで、このような古い町並みが続きます。グランジュテの建物は、戦時中、都会から疎開して来る親戚の為に建てられたそうです。 |
早速、お店の中へおじゃましてみましょう。 |
築70年以上とは言え、とても奇麗な状態の造りです。 戦争の頃、物が無い時代に使い回しの木材等を使って建てられたとの事でしたが、多少の改修はあったにせよ、しっかりした造りになっています。 古い木材でしか味わう事ができない質感がたまりませんね。 |
和みの空間での、珈琲タイム。 |
店内は、ギャラリーの併設されています。 |
入り口にあるギャラリーには、地元の作家さん達の作品が展示・販売されています。 オーナー自ら展示のお願いする物ばかりではなく、作家さん自身が展示の売り込みに来られる物もあります。 気持ちのこもった作品ばかりですね。 |
器だけでは、ありませんよ。 |
この心地よい空間をつかったイベントもありました。 |
陶芸、絵画等の作品の個展ばかりではなく、イベントも時々開催され、多くの人が訪れます。 これは、地元の噺家さん達による、寄席の模様です。彼等は定期的にホテル、旅館等で寄席を行っています。 他には、クラッシックの音楽会も開かれたりしています。 |
オーナーさんの想いがぎっしりと詰まった癒しの空間。 グランジュテとは、バレエの用語で、高く跳躍する事を意味します。このお店を起点として、多くの人が表に向かって飛び出して行ってほしい…、そんな想いをこめてオープンしたと語ってくれました。 少しわかりにくい立地で、尚かつこじんまりとした空間ではありますが、歴史を感じる空間から、何かしら新たな発信ができるお店ではないでしょうか。 |
最後に、道順を。 |
名称 | グランジュテ |
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ひらがな読み | ぐらんじゅて |
住所 | 愛知県知多郡南知多町大字内海字中浜17 |
ホームページ | http://ameblo.jp/grandjete-umi/ |
電話番号 | 0569-62-0242 |
FAX | 0569-62-0242 |
営業時間 | 4〜9月/10:00〜17:00 10〜3月/10:00〜16:00 |
休日 | 火、水曜日 |
駐車場 | 5台分あり。 |
タグ | 工芸品・民芸品 | 常滑焼 | その他 |
行き方(詳細) | 車の場合/知多半島道路南知多I.C.下車。内海方面へ。「内海」交差点を右折。2つ目の信号(ローソン前)を左折。 電車の場合/名鉄知多新線内海駅下車。駅北側のバイパス(オリーブ街道)を海岸方面へ約5分。 |
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