篠島は知多半島の先に浮かぶ、言わずと知れた海鮮グルメの島。漁師兼板前の御主人自ら獲ってきた、海の恵をお楽しみあれ。 |
三河湾に浮かぶ篠島は、変化に富んだ美しい海岸線に囲まれ、「東海の松島」とも呼ばれます。歴史も古く、万葉集にも篠島を詠んだ歌がある程です。また伊勢神宮との結びつきが深い島としても知られます。今でも島で捕れた鯛を古式にもとづいて塩づけに調製し奉納する儀式が行われています。四方を美しい海に囲まれた篠島ならではの海の幸と自然を満喫いたしましょう。 |
師崎港から高速船で10分。船に弱い人でも、これくらいなら我慢できるかな。 |
おんべ鯛とは、塩漬けにした鯛を毎年伊勢神宮に奉納する祭礼で、1000年以上も続いています。 |
まさに漁師の島。タイやシラス、タコなど1年を通して水揚げされ、季節によってはフグ、ハモの高級食材も獲れます。 |
狭い路地を進みます |
細い路地と坂道がまるで迷路のようにつづく篠島。そんな中に「おかだ」はあります。入口には「篠島ふぐ取扱店」の看板が。安心して地元産のフグが食べられるお店の証です。勿論、フグだけではなく地魚も思う存分食べられます。ここは、漁師のお宿。 |
飾られたロビーではありませんが、どことなく安心する。そんな感じの空間が迎えてくれます。 |
中庭には、ウッドデッキのテラスが。降り注ぐ日射しを浴びながらのんびりとした時間を。 |
食事処は、イス席のお部屋と、お座敷があります。お泊まりだけではなく、昼食のみのお客様も来館します。勿論、宴会も大丈夫。 |
どこか懐かしい、お部屋。 |
2階にある、潮風の香りが心地よい客間は、どこか懐かしい昭和の趣き。ごろっと横になり、時間を忘れてくつろげます。 |
お部屋の名前は、篠島をとりまく大小の島々の名前になっています。 |
お部屋からは、お隣の日間賀島がみえます。結構近い…。 |
お待ちかねの、海の幸。 |
食材は御主人自ら船を出し、獲ってきます。街のスーパーでは絶対に買えません。写真はメバル。煮付けにすると最高です。 |
タイ、アイナメ、コノシロ、ウミタナゴ、タコ。因にタナゴ、卵ではなく子どもを生みます。アイナメの刺身はめったに食べられない幻の一品。コノシロはお寿司屋さんではコハダとも呼ばれています。 |
伊勢エビは、お宿の入り口にある生簀で飼われていました。勿論、この辺りで捕獲。 |
篠島といえば、シラスの島。今回はシラスづくし。余談ではありますが、篠島のゆるキャラは、シラッピーとシラッピーナ。 |
生シラス。これは新鮮さが命。これだけの量を独り占めでいただきました。甘さとほろ苦さが絶妙のバランス。 |
1時間もあればぐるりと島一周できそうな小さな島ですが、見所はあちらこちらにあります。東側には海水浴場。西側には、日本の夕日百選にも数えられる「松島」、名古屋城築城の際大量に切り出された岩場、特に「清正の枕石」と呼ばれる巨石。歴史ある神社仏閣、島のあちらこちらに安置される「島弘法」等。いろんな発見にであえます。日常の喧噪からはなれて、のんびりとした時間を楽しみに行きたい、そんな素朴な篠島でした。 |
名称 | 漁師の宿 おかだ |
---|---|
ひらがな読み | りょうしのやど おかだ |
住所 | 愛知県知多郡南知多町篠島神戸220-2 |
ホームページ | http://www.e-okada.com/ |
電話番号 | 0569-67-2257 |
FAX | 0569-67-2247 |
チェックイン/アウト | チェックイン:年中無休 15:00 チェック/アウト: 10:00 |
駐車場 | 師崎港に公共駐車場あり。 |
行き方 | 電車の場合/名鉄河和線、河和駅下車、河和港より篠島行高速船25分 車の場合/南知多道路豊丘ICから13km、師崎港から高速船10分篠島港下船。 |
まだクチコミはありません。