こんにちは、知多半島ナビです。店名の「フルリール」はフランス語で”花が咲く”と言う意味です。名前通り可愛くアットホームな雰囲気のフランス料理店をご紹介します。地元三河湾産の魚介類や自家菜園&契約農家の野菜など、知多半島の海の幸、里の幸をふんだんに使ったお料理は、その季節の旬をたっぷり味わえる様にメニューが月毎に変ります。いつ行っても楽しみがいっぱいですよ! |
メニューはランチ・ディナーそれぞれ3つのコース料理があります。どれを選んでも満足する事間違いなしです! |
コース料理のメニューはメインが違う3コース、Aコースがお魚料理、Bコースがお肉料理、Cコースがお魚とお肉両方楽しめるフルコースです。 他に、前菜、スープ、デザート、パン、コーヒー又は紅茶がセットです。ディナーはさらにアミューズがプラスされます。 基本説明はこの辺で、さあ、お待ちかね!早速お料理をご紹介しましょう。 まずはディナーのコースで出されるアミューズから。 「ナスと牛蒡のムース 鰹のミキュイのエクレア仕立て」 デザートのエクレアシューとは違い程よい塩気が良い仕事しています。ムースは牛蒡の香りがたまりません!アミューズって前菜前のお口とり・・・ですよね。「シェフ・・大丈夫?間違えてないですか?」っと思うくらいのボリュームにうれしくてテンション上がります↑↑ |
前菜 「ホタテのマリネとイタリア産コッパと青豆のタルト仕立て」 これまた美しいったら!まず目を引く真っ赤なソース、ボルシチでお馴染みビーツなんです。もひとつコッパ(生ハム)のツヤツヤの赤、青豆のムースのパステルグリーン、そしてフレッシュ野菜。うっとりです。ちょっと見にくいのですが手前に白い粉が分かりますか?この粉、ビックリですよ!なんとオリーブオイルのパウダーなんです。少し甘みを感じ、さらにしっかりオリーブオイルの香りと味がします。作り方は企業秘密だそうです! |
パイはパリッパリで青豆のムースはふわっふわです。濃厚で”ポタージュを食べる”そんな感じです。 |
イタリア産コッパ(生ハム)は見た目も味も間違いないでしょう。 |
自家菜園&契約農家のお野菜。とれたてフレッシュ!! |
スープ 「新たまねぎの冷製スープ」 新たまねぎ、濃い!甘い!おいし~い!!この一杯に何個のたまねぎが入っているんだろうって感じです。 |
ハート♥ハート♥ハート♥です。名前は「オキザリス」と言います。噛むとレモンの様な感じで爽やかです。可愛すぎです♥そしてピカピカのコンソメのジュレ、抜群のアクセント・レッドペッパー。もう完璧でしょう。シェフは男性ですが女子力高すぎです! |
そして、いよいよメイン料理です。かる~く私の予想を超えるボリュームとクオリティー。さらにルックスも抜群にキ・レ・イです☆ |
「平目のソテー 赤パプリカのソース」 平目のザックリしたイメージって平べったいお魚、お刺身の薄く切ってあるあの感じじゃないですか?そこにきてこの厚み!一口食べるとふわっふわなのに食べ応え抜群です。お魚料理は地元三河湾産の魚介類を中心にその日の仕入れによってメニューが決まりますが、特に平目の日はお肉料理よりこちらを選ぶお客さんが多いそうですよ。分かりますその気持ち! |
そして、お魚にピッタリのソース。お魚料理は野菜のソースで頂きます。赤パプリカのピュレは濃厚で旨味がギュっと凝縮されているんです。でも、バターを使っていないので年配の方でもペロッと食べれちゃうんですよ。美味しさそのまま、なのにヘルシー!!Good job! そしてもう1つ、右の写真をご覧下さい。この見慣れないお野菜、何だか分かりますか? 「アスパラソバージュ」と言う5~6月の2週間程が旬のフランスで人気の春野菜です。つくしっぽいルックスにねっとりヌルッとしていて少しの苦味。春のお野菜を楽しむのは世界共通なんですね! |
見て!この厚み!こんなに食べ応えのある鴨にはなかなか出会えませんよね。お肉料理も毎回同じメニューがある訳ではありません。もし、出会えた時は是非!おススメですよ!ナイフを入れた瞬間から幸せです。やわらかいのは勿論、一口食べれば旨味が一気に襲ってきます。「お料理にフルーツはちょっと・・・。」と思っているそこのあなた、そんなあなたにも味わってもらいたい、ソースも本当に美味しいんです。”百聞は一見に如かず”です。来て、見て、食べてみて!! |
「牛肉のステーキ タスマニア産ペッパーベリーマスタードソース」 お肉料理は+540円で牛肉コースに変更できます。 「ステーキ」と頼んでこのお皿が出てきたらビックリしませんか?こんなお洒落なステーキあります?食べる前から美味しくてたまらんです! |
お肉は赤身ですかね。ちょっと自信なさげに言ってしまいましたが、何故か?それはですねお口に入れると肉汁ジュワァ~なんです。一瞬「?」っと思ってしまいました。でも、噛めば噛むほど脂の甘みと言うよりお肉の旨味が溢れてきます。近頃はちょっとした”赤身”ブームなんて事も聞いた事がありますが、分かります! 《肉は噛み締めて食べたほうが美味しい》っと言う事でしょうかね(笑) そしてもう1つ。お肉の下にかくれているキレイなオレンジ色・・・にんじんのピュレです。ジャムみたいに甘さが凝縮しています。マジ旨い!! |
とりあえず、主な食材について感じたままに書いてきましたが、もう一度上の方から写真を見てみて下さい。たっぷりお野菜が使われている事にお気づきでしょうか?種類も豊富です。日本ではめずらしいものも味わえます。少しお魚料理の所でふれましたが、アミューズのナスと牛蒡、前菜の青豆、メインの赤パプリカ、にんじんは蒸して塩で味を調え、バターは使っていないのに濃厚でコクのあり、野菜の良いところをギュッと仕上げてあるのです。何故なら、ここ「フルリール」のオーナーシェフ塚本利明さんは野菜ソムリエでもあるのです。納得です。旬のお野菜を食べに来るのも楽しみになりますよね! |
パンもスルーする訳にはいきません。手前が自家製ライ麦パン、奥はフランスからお取寄せのバケットです。日本のものとは一味違います。 |
パンをこのオリーブオイルに付けてどうぞ。夢中で食べちゃいますよ!クミン、コリアンダー、白ごま、アーモンド、塩、バスクの唐辛子、バルサミコ酢がブレンドされています。これ是非売って欲しいんですけど・・・お願いします! |
お店のワインは自然派ワインを多数取り揃えています。お昼だし、車だし・・って事でノンアルコールスパークリングを頂きました。飲んでびっくり!これならアルコールはいらない程の満足感でいっぱいです。おススメです。 |
この黒いツブツブは竹炭のお塩です。他にもアミューズには燻製塩を、スープにはレモン塩が使われています。お料理によって7種類のお塩を使い分けているんです。 |
先程のお料理どアップの写真では分からなかったでしょうが、器もみんなステキなんです。 |
お料理は季節の旬を味わえるのは勿論、グラスやマットなども季節によって変わるそうです。なんてステキなおもてなし♥ |
そしてこれも絶対外せないですよね!デザートです。 |
デザートは3種類の中から1つ選べます。よくある盛り合わせではなく、あえて1つの完成された形の一皿です。デザートも料理人の感覚で作り上げて提供する、シェフのこだわりが感じられます。それは食べてみると分かるんですよ。どう言う事かというと・・・・。 「くるみとドライフルーツのパウンドケーキ バナナのアイスクリーム塩キャラメルのソース」 まずは単品で、パウンドケーキはしっとり中身たっぷりで◎。アイスは「!!!」バナナジュースだ!これ大好きです。そして、少し経ってアイスが溶けてきたらソースとしてケーキに絡めて食べてみて!これまた有りです、やらなきゃ損ですよ、マジで! |
「ローズマリー風味のブランマンジェ グレープフルーツのジュレとヨーグルトのソルベ」 グラスの一番下にあるブランマンジェをまず食べてみました。うわぁ~ローズマリーだ!ハーブの香りが大人味です。ジュレはバラやハイビスカスなど色々変わるそうです。ソルベも爽やか、ジュレもブランマンジェも爽やか。3つ一緒に食べても爽やか。もう凄く爽やかなんです! |
「クレームブリュレとマンゴーのソルベ」 まず、でかくないですか(うれしいんですけどね。)・・・お料理の後にはちょっと重たいかも・・・っと身構えましたが、しかしマンゴーのソルベ恐るべし!良いお口直し的な役割もしてくれているので気が付いたらペロッと完食してました。 |
さてここからは、お店の様子をご紹介しましょう。 |
真っ白な可愛らしい一軒家のレストランです。ヨーロッパの郊外にありそうなシンプルだけどとても魅力的な外観は、女子的には100点です。駐車場から、また駅から、お店に向かって細い小路を歩いて来てこのお店を見つけたら、かなりの高確率で「カワイイ♥」っと女子はつぶやく事でしょう!お庭も素朴だけれどステキです。お店に入る前にガーデンツアー(勝手に見学です)をしてからと言うお客さんも、結構ご年配の方々に多いそうですよ。ジュンベリーやブラックベリーなどの木の実が生る木も植えられているので小鳥のお気に入りスポットにもなっているみたいですね。取材中も来てましたよ!「フルリール」の奥様の妹さんが庭師さんで、このお庭は妹さん作なのだそうです。 |
白を基調とした明るい開放的な店内。座席は18席と多くはありませんが、空間はゆったりしていて居心地抜群です。 お店の予約は2ヶ月前から可能です。座席数、人気店であると言う事で2週間前には予約はうまってしまいます。クリスマスシーズンは2ヶ月前の10月にうまってしまうそうです。お早めに連絡して下さいね。 |
最後に、もう少し情報を。 |
イシハラフードの角を入ってくると左手にこの看板があります。手前に駐車場、その向こうの細い道をズンズン入って行って下さいね。第二駐車場の案内もあります。そちらもご利用下さい。 |
道の奥に見えるのが名鉄河和線「成岩駅」です。残念ながら直接こちらには来れません。ぐるっと回って来て下さい。 |
先程少し触れましたが、奥様の妹さんの「庭や 山茶や」です。「フルリール」のお隣にあります。興味のある方はこちらも寄ってみて! |
先程、予約のお話をしましたが、その際に必ず食材のアレルギーについては勿論、好き嫌いも聞いてもらえて、食材を替えてくれます。また、お誕生日や結婚などの記念日も聞いてくれて、デザートのプレートにメッセージをチョコで書いてくれるサービスもしてくれます。電話をする時、何でも一度相談してみて下さい。 オーナーシェフの塚本さんがお話されていた事がとても印象的でした。それは、職人気質でこだわりすぎてしまうので、そこは奥様のアイデアで少し抑えながら、やれるサービスはすべてやってみる、そしてお客さんに愛され、また来てもらえるお店にする為に労力を惜しまないと。本当にお料理は大満足のクオリティーでした。でもまだまだシェフには野望があり、今のお料理は完成形ではないって言うんですよ!楽しみは尽きませんね!! 是非、”ホスピタリティー”に溢れたお店に行ってみて下さい。 以上、知多半島ナビでした。 |
名称 | フランス料理 フルリール |
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ひらがな読み | ふらんすりょうり ふるりーる |
住所 | 半田市栄町3-16-2 |
ホームページ | http://www.restaurant-fleurir.com/ |
電話番号 | 0569-77-9024 |
FAX | 0569-77-9024 |
営業時間 | ランチ 11:30~13:00(L.O.) ディナー 18:00~20:00(L.O.) |
休日 | 毎週火曜日/毎月不定休日が数日あります。詳しくはホームページに情報が載っています。ご確認下さい。 |
駐車場 | 9台 |
予算/料金について | ランチ A(メインがお魚のコース) 1800円(税込1940円)/B(メインがお肉のコース) 2000円(税込2160円)/C(お昼の贅沢なフルコース)3200円(税込3460円) ディナー A(メインがお魚のコース) 2500円(税込2700円)/B(メインがお肉のコース) 3000円(税込3240円)/C(お魚又はフォアグラ料理、お肉のフルコース)4500円(税込4860円) |
タグ | 名鉄・JR | | 洋食・西洋・外国料理 | カップル向け | 人気店 |
行き方(詳細) | 電車の場合/名鉄河和線「成岩駅」下車、徒歩1分。 車の場合/国道247号線昭和町3交差点を東方向に曲がり、「イシハラフード成岩店」の角を入って50m左側、一つ目の角に看板があります。そこに駐車場があるので車を止め、そこから徒歩でその角を左に入ってすぐの左側です。 |
行き方 | 電車の場合/名鉄河和線「成岩駅」下車、徒歩1分。 |
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