大通りに面していないので注意して下さい！

路地を入ったところにひっそりと建っているこちらのお店がとんかつ八千代西分店さんです。
けして目立つ風体ではありませんが、それがまた名店らしさを出しているような感じがします。
それでは中へ入ってみましょう！

小さめにまとまった店内です。

和食のお店らしい店内ですね^^
窓からお外の光が沢山入ってくるので、明るい印象があります。
カウンター席からは厨房の様子が見えるので、店長さんの手さばきを見るのも一興ですよ！(⌒▽⌒)
今回は一番明るい（？）席のお座敷に座らせてもらいました～。

時はお昼！「名代とんかつランチ」をいただきました！

1,670円。こちらが人気メニューになっていますが、同じぐらいの人気メニューとして「名代とんかつミニランチ」(1,270円)という、とんかつとコロッケのセットもありますので、そちらもおすすめですよ^^
常滑焼のお皿にボリュームたっぷりですね。お肉は2０0gもあります。

多すぎですか？

いえいえ、でもここのとんかつはご年配の方もペロッと食べてしまう方が多いんです。
多いと思った方もこのとんかつならあっさり食べきれてしまって、それどころか、もっと食べたい！となるかもしれませんよ？！(笑)
スジっぽさが全くなく、ソースも利いていてとっても美味しい。実際私も次から次へと口へ運んでしまいます(￣▽￣;)
冒頭にも書きましたが、普段口にするとんかつとは違います。コストパフォーマンスを気にされている方こそ、一度試してみてもらいたい一品ですね。

お味噌汁。カツオ、ニボシでダシを取り、山椒も使用されています。三つ葉も入っているので独特の風味がします。

とんかつはこちらのソースをかけていただきます。
セットになってソースがついてきますが、テーブルに据え置かれているのも同じなので、お好みで量を調整出来ますね。

この写真、わかるかな？

切り口の筋が違う事、わかりますか？
これ、あえてそう切っているんです。切る方向を変える事で、食感が変わるのです。
食べる時はそこを意識すると面白いと思いますよ^^

今回はせっかくの取材だと言うことで、このお店自慢のコロッケと味噌を特別に少しわけて下さいました！

店長さんこだわりのコロッケ。
エビクリームコロッケとカニクリームコロッケがあり、写真のものはエビです。

とろとろです……！
こちらもとんかつと並んでめちゃめちゃ美味しいですよ！

現在店長さんは二代目なのですが、55年前の開店当初、一代目の時から守られてきている一品なんです。変わらず受け継がれてきている味です。
このコロッケも言うまでもなく、仕入れるエビから、その作り方まで手間ひまを惜しまず作られています。

こちらの味噌は味噌カツ丼などで使用されるもの。
普段口にする味噌よりも塩味が押さえ目で、甘みが強めになっています。

甘味の正体は、りんごやザラメやはちみつです。
このお味噌、お店独自のものなんです。なので、普段イメージする味噌とはちょっと違う味なんですね。
ちなみにとんかつのお皿に一緒に乗っているジャガイモとマカロニのサラダに使用されている「マヨネーズ」もお店で作られているもの！卵の黄身からちゃんと作られているんです！
しかも、このように自家製であるものはこれにとどまらず、他のお料理で使用されるデミグラスソースやドレッシングも全部自家製！
ちなみに、特に目立つ事なく乗っているキャベツの千切りですが、今時、機械任せになるお店が多い中、全て手で切っておられます。それだけでも変わってくるのです。
そういった手間ひまがあるからどうしても値段が少し高くなってしまう。と今回はお話を聞く事が出来ました。


それからちょっと告知！７月のなかば～８月いっぱい(2015年)、で、半田のお店を対象にしたイベント“醸す”（かもす）に参加予定のとんかつ八千代西分店さん。
その期間には酢を使った限定メニューも登場しますので、要チェックですよ！

と、改めて店内に目を向けると……（おまけ編）

入って気になるこのオブジェ。
常滑焼の作品だそうです。常滑焼はもう知多半島だとお馴染みですね（笑）
これ○百万円します。

川の流れをイメージしたこちらの作品。元々は写真のような横向きではなく縦向きだったそうですが、
お店の改修工事の際にやむを得ず横向きになったのだとか。

出入り口の大きな……花瓶？　……も、常滑焼です。この写真左のやつですね^^;

いかがでしたか♪

ご紹介させていただきました、とんかつ八千代西分店さん。どうでしたか？
名店の味をこのお値段でいただけるのなら、むしろお得かなと思えるお店です。
是非、立ち寄ってみてはどうでしょうか？

以上、知多半島ナビでした。