旬の素材を生かしたメニューが並びます。季節感を大切にしたお料理がたくさんあります。
定番メニュー以外に、日替わりのいちおしメニューがたくさんあります。

「うの花サラダ」（390円）はお店の本日おすすめの一品です。『今日お客様に食べていただきたい物』をきちんと伝えてくれるので、常連さんはそれも楽しみなんだそうです。
うの花サラダはハム、コーン、ピーマン、ゴマなど色とりどりでやさしい味でした。美味しい！

「厚切りベーコンのシーザーサラダ」（580円）は、名前の通りの厚切りベーコンがゴロゴロと乗っています。

「祖父江の銀杏」(390円）。殻を剥くと、エメラルドの実がいっぱいに詰まっています。愛知県は全国一の生産地なんです。まさに、季節ものです。

プリップリの「生牡蠣」は、やはり季節感を感じる旬のもの。海のミルクと言われる栄養を感じる立派な牡蠣でした。

これまた絶品の「和牛ランプのローストビーフ」（1,200円）です。普通のローストビーフをイメージしていたので、良い意味で裏切られました。もはや、高級ステーキ？の様で全体に上質の脂がほんのり差しているので柔らかいんです。
良いお肉が手に入った日には、こんな素敵なメニューに出会えます。
お好みで「ネギニンニク」を一緒に巻いても◎。
これで、1,200円はお値打ちだと思います。

お魚も旬の美味しさにこだわっているので、毎回違うお刺身がいただけます。大将自らが市場で吟味したり、信頼している魚屋さんに相談して、プロの目で選んでもらったものを仕入れしています。プロが選んだ魚介なので、刺身はもちろんですが「本日のおすすめ」にも魚介の美味しい創作メニューをみかけることもあります。
写真左は「鯖の刺身」写真右は「ブリトロの刺身」です。


そうそう、このお店のメニューはお持ち帰りができるものが多いんです。状態がきちんと保たれるものならOK。
気になるものがあったら、スタッフへ声をかけてお持ち帰りが出来るかどうか聞いてみましょう。

人気メニューの「おでん」も寒い時期には特に嬉しい一品。上品ですが、しっかり味がしみ込んでいます。

壁に貼ってあるメニューから興味のある文字を見つけました。「焼きちーず」（390円）です。チーズに薄く衣をつけて焼いてあるものでした。

大人気メニューの「もつのから揚げ」は和牛のプリップリの「もつ」を使用しています。(590円）

「酢もつ」ってご存知ですか？九州ではポピュラーだそうですが、私は初めていただきましたが、さっぱりとして美味しいものです。

串焼きの種類も豊富です。1本100円。

さて、ここで本場博多の味「もつ鍋」のご紹介をしましょう。博多出身の大将が、故郷の味を再現してお店の大人気メニューになりました。

写真は2人前（2,680円）です。嬉しいのは、1人前でも作ってもらえる事です。和牛のフレッシュなものを仕入れする伝手があるのでこの料理が成り立つようです。常連さんがもつ鍋目当てに通うのも納得。でも、この美味しさの秘密は素材だけに頼っているわけじゃないんです。
鍋の具を食べ終わったら、シメとして「ラーメン」「ちゃんぽん」「雑炊」「チーズリゾット」として楽しみましょう。

煮込み段階で、どんどん出てくる「アク」をビックリするくらい丁寧に取り除く作業。この作業の手を抜くと臭みが残ってしまいます。根気がいる作業です。写真を撮るために机の上で実践してもらいましたが、普段はアク取り作業も含めて厨房で完成させて運ばれます。

丁寧にアクを取り除くと、たっぷりの野菜と和風しょうゆだし汁からできた澄んだスープが出来上がりました。ニラや豆腐など最後に入れて絶品もつ鍋の完成です。良い素材と、丁寧な工程を経て出来上がるんですね。

もう一つ、もつ鍋とは切っても切り離せない美味しい情報を。お酒を楽しむ方にも満足していただけますよ。
まず、ビールはジョッキがキンキンに冷やしある上に注ぎ方が絶妙、きめの細かいクリーミーな泡が安定して乗っています。サイズも生中の他に、男前というビックリサイズがあります。
常連さんが「世界一美味しいビールが飲める」と笑って話をしてくれました。

また、普通のチューハイシリーズの他に「本日の生搾りチューハイ」もおすすめ。
日本酒、焼酎、梅酒などもレア物に出会えることもあります。壁に貼ってあるメニューを隅々まで見て、お好みのドリンクを探してみて下さい。

お店の雰囲気を見ていただきましょう。
大将やスタッフさんもご一緒にご紹介します。

外から見るとこのような感じです。大きな「もつ鍋」の絵がここでもアピールしていますね。

この大きな看板を目指してお越し下さい。よく目立ってます。奥に見えるのはアピタ大府店です。

店内のあちらこちらに貼ってある「本日のいちおしメニュー」や「ドリンクメニュー」などは全て大将の直筆。もちろん、座席に置いてある「本日のいちおしメニュー」(写真右）も。工夫を凝らしたメニューの数々も、大将の創作なんだそうです。

前日までにご予約すると、食後にアイスクリームがサービスされます。今日は「マロン」か「ゆず」を選べました。(写真右）
サービスと言えばいつも感心するのですが、スタッフの皆さんがよくお客様の様子を観察しているので、グラスが空いてくると必ず声をかけて下さいます。メニュー選びも、嫌な顔することなく丁寧に説明してくれます。
そんな、スタッフの皆さんを最後にご紹介しておきましょうね。

向かって右から二人目の赤いシャツの方が、大将の松井さんです。五島列島で産まれて、博多で育った九州男児。何のご縁でしょうか、この地で美味しいお料理を食べられるお店を出してくれてありがとう…です。
スタッフの皆さん、気持ちの良い笑顔で迎えて下さいます。そんな雰囲気からでしょうか、たまたま開店記念日に訪れた際にはお客様からお祝いの花やプレゼントが次々と届いていました。ご近所で愛されていることがわかります。
行くたびに、今日はどんなメニューがあるかな？とワクワクする「幸屋」へ是非一度お越しください。
暖かい笑顔が待っていてくれますよ。

以上、知多半島ナビでした。