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於大まつり

美しい桜の道を行く時代絵巻。

こんにちは、知多半島ナビです。 毎年4月中旬に開催される「於大まつり」は徳川家康公のご生母「於大の方」生誕の地である東浦町の歴史と文化に触れるお祭りです。 美しい春の一日、タイムスリップして時代を体感してみましょう。

何と言っても、「於大行列」からご覧いただきましょう。
中央図書館から、於大のみちを通って於大公園までの行列です。絢爛豪華な時代絵巻!

八重桜が満開を迎える4月中旬に開催されます。
自然という最高の舞台セットの中、準備が進められています。
出発式では、東浦町長や於大の方がテープカットで盛り上げます。


それぞれの役になりきって、時代行列が始まります。

主役の「於大姫」の他、水野家の行列も続いて行きます。
於大の方ゆかりの地、刈谷市からの参加もありました。

時代行列が歩いて行く明徳寺川沿いのこの道を「於大のみち」と呼ぶそうです。この季節は新緑と八重桜の美しさが最高の時期。まさに、時代絵巻そのものが目の前で繰り広げられます。






行列の行先は、於大公園。ステージ上でのイベントや各ブースでの体験コーナーで大賑わいです。


ステージイベントや公園内でのバザー等の案内があちらこちらにあります。
公園内の散歩道にはいろいろなブースが出ています。
美味しそうなフードはもちろん、手作りの物や立派なお店が出張したような物品もあります。

新緑が眩しい公園の中央にあるステージでは、老若男女の発表が次々に披露されます。

皆さん、日頃一生懸命に練習した成果の見せ場です。
一糸乱れぬダンスに拍手!!


丁度寒さが去った暖かい日差しの下では、休憩するも良し、ステージを観覧するも良し、買ってきたばかりの食べ物でお腹を満たすも良し…。

思い思いが春の祭りの雰囲気を満喫しています。

今年(2015年)は雨が多く心配していましたが、この日はびっくりするようないい天気でした。


公園の隣にある「乾坤院」では、祭りの日に「水野家」(於大の方のご実家)をお祀りしている「堅雄堂」の御開帳があります。

普段は扉が閉じられている「堅雄堂」です。
1670年、岡崎城主であった水野忠善が先祖菩提供養と曾祖父にあたる水野忠政(於大の方の父)を顕彰するために建立した堂です。

中には、水野忠政、忠善の木像が安置されていました。


乾坤院は、緒川城初代城主「水野貞守」によって水野家の菩提寺として建立されたお寺です。

ご本堂から左へ歩みを進めていくと、「堅雄堂」が見えてきます。また、その側には徳川家康公の祖父にあたる水野忠政の墓所をはじめ、水野家4代の墓所が静かに建っていました。

乾坤院については、ジャパンナビの「観光」のページで取材していますので是非ご覧ください!



一日、お祭りを楽しみました。最後に、ライトアップされた八重桜をどうぞ。
昼間とは違う幻想的な雰囲気が素敵でした。

2015年は4月6日~19日までの期間、お祭りの行列で歩いた明徳寺川沿いの「於大のみち」の八重桜がライトアップされています。

私が訪れたのは正に祭りの夜でしたが、昼間の喧騒が嘘のように静かな空間でした。

桜の精でもいるかのような雰囲気に暫く浸ってしまいました。この幻想的な雰囲気は一見の価値ありですよ。

人があまりいないのが不思議でした…。



新緑と青空と八重桜…という自然が最も美しい季節に開催される「於大まつり」でした。
東浦町の皆さんが水野家、於大の方、家康公を敬い、誇りとしている様子がよくわかるお祭りです。
気持ちの良い一日でした。

来年は皆さんも是非ご自分の目で、その美しさを確かめに行ってみてはいかがでしょうか。
以上、知多半島ナビでした。


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